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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第四十話
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その瞬間、俺と箒にかかっていた魔法が解かれた。

「ちょっとした手品だ。まぁ、からかった事は謝ろう」

「手品…ねぇ…」

きっとヴィッサリオン達の目には、"20くらいの女二人"が突然縮んだように見えただろう。

「すごいすごーい!いまのどうやったの!?」

「ちょっとした手品だよ銀髪ちゃん」

「えれんだもん!ぎんぱつじゃないもん!」

「おー、そうかそうか、エレンちゃん」

「二人とも、若に挨拶しろ」

「えれおのーらあるさーびん!えれんってよんで!」

「りむありーしゃ…」

金髪ちゃんはリムアリーシャか…

二人を見ると、なんというか…対象的だ。

金と銀、紅と碧、静と動…

んー…にしてもエレオノーラとリムアリーシャか…どっかで聞いたことあるような…

ま、いいか。

「エレオノーラとリムアリーシャか、いい名前だ」

「いい…ですか?」

とリムアリーシャちゃんに聞かれた。

「ああ、名前っていうのは命その者だ。
"汝名付けよ、さすれば命与えられん"
いい名前はいい人生を作るのさ」

「一夏…まだわからんと思うぞ」

箒の言う事ももっともだな…

「わからないならお父さんかお母さんに聞きな」

さてと…

「で、さっきから何?て言うか会いたかった理由は?」

さっきから視線を送ってくるフィグネリアに尋ねた。

「取り敢えず座りな」

そう言われて、俺と箒は彼等の反対側に座った。

「まぁ、色々聞きたい事はあるけどねぇ…」

娘二人を見ながら言った。

確かに汚い話も出てくるだろうな…

んー…

「一夏」

「なんだ?」

「私が二人の面倒見るというのはどうだ?」

ふむ…それなら…

「そっちはそれでいいか?」

「ああ、かまわない…リム、エレン、お姉ちゃんと行ってきなさい」

箒が席を立ち、エレンちゃんとリムアリーシャちゃんがそれに着いていった。

「さ、話を始めようじゃないか、織斑一夏」

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