暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第三十五話
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男性パイロットによる生体融合型IS起動実験。

EU主導で行われたその実験は世界規模で電波に乗せられ…

EUはその信頼を失った。








「束さん、今回の件、黙認してたでしょ?」

「『何の事だい?そんな実験があるなんて私は全く知らなかったよ?』」

とホロウィンドウの向こうで束さんがシラを切る。

はぁ…

半分本当、半分嘘って所か…

「そう…で、コアの量産はどうなってるの?」

「そうだねー…今作ってる娘で113かな?」

だいぶ進んだな…

マスプロダクト・コアにはハード面の異世界技術が使われてない…つまりは束さん単独で製造出来るのだ。

ぶっちゃけると俺は束さんが何を造っても干渉しないし、束さんは俺が何を造っても干渉しない…

KoT(ナイト・オブ・トレイター)の建造に束さんはあまり関わって無いし、白騎士の建造に俺はあまり関わって無い。

俺達はそれぞれの機体で手一杯だったからだ。

つーか魔法無しでパイロットの肉体再生とか訳解らん…

って言ったら束さんに

GNドライヴ?エイハヴリアクター?どんな仕組みで動いてるかさっぱりなんだけど…

って言われた。

「『いまから仕上げだから切るよー?』」

「はいはい、姉さんには何か言っとく事ある?」

「『暮桜のグレードアップなら何時でも呼んでくれていいって言っといてくれるかな?』」

「はいはい…」

まぁ、姉さんは受けないだろうな…

そう思いながらウィンドウを閉じた。

「束は何て言ってた?」

「どうでも良さげだったよ、まぁ、上手く行ったなら御の字程度だったろうね」

「そうか…」

男性パイロットによる生体融合型IS起動実験…

ソレは失敗に終わった。

それも最悪な形で…

数十分前。

テレビには何処かの空軍基地が写し出されていた。

ユーロ空軍の基地らしい。

そしてテレビに写し出された男性。

レポーターが彼の経歴を説明する。

どうやらユーロ空軍のエースで今回の実験に志願したらしい。

やがて彼は着ていた軍服を脱いだ。

その下にはウェットスーツのような物を着ていた。

それこそが今回の実験で起動させる生体融合型ISだ。

よく見るとソレから伸びたケーブルが一部露出した彼の肌に刺さっていた。

そう、EUはインプラントでISの起動を行おうとしているのだ…

エヴァのプラグスーツのようなソレの背中にはバックパックがあり、その中心には穴があった。

どうやらそこにコア嵌め込み、起動させるらしい。

やがてその時はやって来た。

彼は機材に繋がれて立っていた。

スタッフが持ってきたア
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