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ジオン公国転生記
第9話
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ょっとだけハマーン姉に時間を頂戴」
 ハマーン「ギレン、頼む」
 ギレン「無駄だと分かっていて行くか。よかろう好きにしろ」
 ハマーン「済まない」

 ハマーンのキュベレイはネオジオンの方へ飛んで行った。
 シャアはナイチンゲールで待っていた。

 シャア「ハマーン、サイド3は占領したのか」
 ハマーン「シャア、お前だなグレミーをそそのかしたのは」
 シャア「やはり、グレミーが動いたか。ハマーン裏切ったな」
 ハマーン「シャア、私は・・・・」
 シャア「誰も彼も私を置いてゆく、裏切ってゆく。死ねハマーン」

 シャアのナイチンゲールがビームライフルを撃とうとした時、キュベレイの前にギレンのナイチンゲールが割り込んだ。

 ギレン「相手を間違えてもらっては困るな。ハマーン下がれ」
 ハマーン「だがシャアが」
 ギレン「シャア等とっくに死んでいる。ここにいるのはアムロと戦えなかった抜け殻だ。下がれ」

 ハマーンのキュベレイは寂しそうにア・バオア・クーへ向って帰って行った。

 ギレン「邪魔はいなくなった始めようか」
 シャア「しかし貴様自ら戦場に立つとはな、驚いたよ」
 ギレン「私自身そう思うよ」
 シャア「ナイチンゲールは私用の機体だ。私の方が操縦が上で同じ機体、勝てる要素が無いではないか」
 ギレン「操縦が貴様が上なのは認めよう。ただし同じスペックの機体と思われては困る、PS装甲ON」
 
 ギレンのナイチンゲールがまばゆく光り出し赤いラインが走った。

 シャア「何だ、その機体は」

 ギレンのナイチンゲールは金色に光、赤いラインが走っている。

 ギレン「名前を付けるなら『ナイチンゲール百式バージョン』と言ったところか」
 シャア「ふざけるな! 全部俺のパクリでは無いか」
 ギレン「貴様では無い、本当の『赤い彗星のシャア』から取って付けたのだ」
 シャア「俺がシャアだ」
 ギレン「では聞こう。貴様は今まで何をしてきた」
 シャア「ルウムで5隻の戦艦を沈めた」
 ギレン「そんな物ユーリは12隻沈めた」
 シャア「エゥーゴを立ち上げた」
 ギレン「俺が命令したからな」
 シャア「・・・・・・」
 ギレン「本当のシャアならアムロがいないだけで自暴自棄にならん!」
 シャア「・・・・・・」
 ギレン「俺は本当はシャアになりたかっただが、シャアにはもう転生者がいた。仕方なく俺はギレンを選んだ、シャアを特等席で見ていられるからな」
 シャア「・・・・・・」
 ギレン「所がどうだ、アムロを探して活躍をしない俺は魔王を恨んだよ、何故俺にシャアをやらせてくれなかったと。そしてシャアを捨て本当のギレンになった。そしてジオンでこの世界を統一する夢を持った、仲間も作った、だからいま
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