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鬼と妖狐もう異世界から来るそうですよ?
出会い

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?「確認しとくぞ。お前らにもあの変な手紙が?」
?「そうだけど、まずそのお前って呼び名を訂正してくれる?私は久遠 飛鳥よ。以後気をつけて。それで、そこで猫を抱き抱えているあなたとそこの二人は?」
?「春日部 耀。以下同文。」
凛「僕は白鬼院 凛々蝶だ。」
御「僕は御狐神 双熾ともうします。」
飛「それで野蛮で凶暴そうなあなたは?」
?「高圧的な自己紹介をありがとよ。見たまんま野蛮で凶暴な逆巻十六夜です。『粗野』で『凶悪』で『快楽主義』と3拍子揃ったダメ人間なので用量と用法を守った上で適切な態度で接してくれよ。お嬢様。」
飛「そう、取り扱い説明書をくれたら考えてあげるわ。」
十「マジかよ。今度作ってくるから覚悟しとけよ。」

?(うわー。どのかたも問題児様ばかりですね。でも1人多くないですか?私が読んだのは四人のはずだったのですが?)

十「で、呼び出されたはいいが、なんで誰もいねーんだよ?この状況だと、招待状に書いてあったものの説明をする人間が現れるんじゃないか?」
飛「そうね。」
十「しゃーね。そこに隠れてるやつにでも話を聞くか」
飛「あら、あなたも気づいていたの?」
十「当然。かくれんぼじゃあ負け無しだぜ。そこの3人も気づいていたんだろ?」
耀「風上にたたれたらいやでもわかる。」
双「気配を消せていませんからね。」
凛「なにか出てるしな。」

?「や、やだなー。隠れてるなんて。そんな怖い目で見られると黒ウサギは怯えてしまいます。えぇ、ウサギは古来より狼と寂しいは天敵。穏便に話を聞いてくれたら良いのですが?」
十飛耀「「「断る」」」
凛「夏目くんの親戚か?」
双「違うと思いますが。」
黒「あはっ!とりつく島もないですね。
とゆーかお二人はもうちょっと興味を持ってくださいよ!」

耀「えい」
黒「ふぎゃ!ちょっとお待ちを。触るだけならまだ無視できます。ですが初対面でいきなり黒ウサギのステキ耳を引き抜きにかかるとはどういう良兼ですか!」
耀「好奇心のなせる技」
黒「自由にもほどがあります。」
十「へー。この耳本物なのか。」
ムギュ
飛「じゃあ私も。」
ムギュ
黒「いや、ちょ、いや〜ーー!」
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