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楽園の御業を使う者
CAST7
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だ」
俺のセリフに文弥がブンブンと首を縦に振る。
「なぁ、相棒」
「なんだ?」
「妹の裸を他の男に見せたくないんだろう?」
「無論だ」
「なら…女ならいいのか?」
「ああ、実際にいま亜夜子ちゃんと入ってるしな」
「じゃぁ俺達が女になればいいんだな?」
「「は?」」
俺は達也と文弥の腕を掴み…
"なんでもひっくり返す程度の能力"
俺、達也、文弥が光に包まれた。
眩い光が収まった後、そこには…
「う…なんだ…今のは…」
「なに?今の…」
少女のような高い声が浴場に響いた。
「「は?」」
「コレで覗きに行けるZE!」
二人は俺を見てから自分の体を見た。
そして…
「「キャァァー!」」
あーら、可愛い悲鳴だこと。
二人は悲鳴を上げて胸を隠した。
達也はスレンダー体型のキリッとした美少女に、文弥は童顔ロリ巨乳になっていた。
ちなみに俺はツルペタのロリだ。
二人の顔を良く見ると元の性別だったときの面影があって面白い。
深雪さんとか亜夜子ちゃんとか真夜さんとかを男にしたらさぞかしイケメンになるだろうな…
ふと達也の思考を読むと面白い事になっていた。
『何故体が女になっている!?エイドスの変更履歴を確認…
性情報の変換を確認…
何故だ?性情報の変更だけでは肉体までは変化しない…』
なまじ情報を閲覧出来るが故に混乱してるな。
文弥は完全に思考停止している…
「それじゃぁお二人様、女湯にごあんなーい」
"境界を操る程度の能力"
二人の下にスキマを開く…
「「キャァァァァァァァ!」」
お湯がもったいないので直ぐに閉じる。
すると浴場の外から悲鳴が聞こえた。
無事女湯に落ちたようだ。
「はー…極楽極楽…この風呂独り占め出来るとか…
これだけでも四葉に来た価値が有ったな…」
数分後、ドタドタと足音がして達也、文弥、深雪さん、亜夜子ちゃんが入ってきた。
四人とも一応服を着ている。
多分、深雪さんと亜夜子ちゃんの服を四人で分けている。
「「白夜さん/ちゃん!」」
深雪さんと亜夜子ちゃんに呼ばれた。
「「ナイスです!」」
「深雪!?」
「姉さん!?」
あ、それと…
「亜夜子ちゃん、女体化した弟の方が胸がデカいってどんな気分?」
「怒りのあまり揉みしだきたくなりますね…」
「ひぃっ!?」
亜夜子ちゃんのセリフに文弥は達也を盾にした。
「深雪さん、憧れの御兄様が御姉様になってどう?」
「深雪は白夜さんに感謝しております」
と見とれるような笑顔で言った。
「それはよかった…で、お二人共女になってどんな気分?」
「「いいから戻せ!」」
「はいはい…もどすよ…戻すからこっち来い」
歩いてきた二人に触れる。
"全てをひっくり返す程度の能力"
二人が再び光に包まれ、そこには男に
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