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ジオン公国転生記
第2話
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 ギレン「それは違う。私は1年前に来ている。他の者も君とはズレている。大魔王は言わなかったかい『今回は』と、つまり以前にもこれからもあるという事だ」
 ガルマ「それと覚えていて欲しいのは、我々はジオン系の兵器しか生産できない。以前、ストライクフリーダムを生産しようとして出来なかった」」
 ギレン「もう1つ、ペンダントで出した機械類は1日しか保てないって事を」
 
 俺は1番気になっている事を聞いてみた。

 ユーリ「じゃあ、今のジオンのMSは?」
 ガルマ「ザクTだよ。ザクUC型が最近配備され始めた」
 ユーリ「何で原作と同じ事をやってるの。ギラドーガとか作らせて俺が責任者になるから」
 ギレン「まあ、いいだろう。君には特に役割が無いからね。好きにやれば良い」

 ユーリはその日5つ目の願いをこう決めた。
 ・特撮、アニメの機械図面は全て頭に入っている。

 そして0時を過ぎた時
 ・図面を通常の100倍で正確に描く事が出来る。
 ・目にした機械は1部でも、全部の図面が描ける。

 それからユーリは徹夜でギラドーガの図面とそれを作る機械の図面をネジの1つまで図面として書き上げた。
 そして朝、ギレンが工員をいくらか集めてくれたので、まず工作機械を作ってもらう事にした。
 ユーリは、ギレンが許可をくれた場所に空の工場をペンダントで建てた。
 機械以外は、ペンダントでやっても保つらしい。
 4つ目は材料でこれもペンダントで出しても無くならないそうだ。
 
 工作機械の組み立て調整に1年かかったが、これでMSを作る事が出来るとみんな笑った。
 半年試行錯誤してやっと1号機がロールアウトした。
 これには、流石にギレン達も驚いた、出来ないと思っていたからだ。
 しかも工場は10棟あり、今回調整不足の1機を除いて9機完成したことになる。
 当然、武装もビームマシンガン、ビームトマホークであり原作通りの装備一式揃えている。
 しかももうフル稼働させており、開戦までに70機は確保できる予定である。
 ギレンが好きにせよと言ったので、俺はゼーズール、艦艇でレウルーラ、ムサカを作っていた。
 
 最近自分の、研究所と工房を作り籠る事が多くなった。
 俺はVF−1Sを作っていたのだ、ただし変形は外して純粋に戦闘機としてだが。
 戦闘機として作ったおかげで3か月の短期で試作1号が出来、俺自らパイロットとして飛んだ。
 ユーリはジオンではジオンの兵器しか作れないという定説を破壊したのだ。

 ギレン「ユーリ。お前何故バルキリーを作れた。それと何故変形機構を外した」
 ユーリ「図面さえ描けば何でも作れるよ。それとギレン兄はドップ、ガトルをどう思う」
 ギレン「弱いな」
 ユーリ「あれにも人が乗るん
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