暁 〜小説投稿サイト〜
ジョジョの奇みょんな幻想郷
第一部 ケイオスクルセイダーズ
第二章 春雪異変〜神浄刀矢さんとコラボ企画〜
26.おかっは頭に悪い奴はいない
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「っ!」
 咲夜は動揺を隠せなかった。あの丞一ですら時を止めての回避しか対処法がなかったのにも関わらず、目の前の女はそれを覆した。
「ちょっと?何?今時のメイドはそんな物騒な秘技を覚えてるの?」
「‥‥残念だけれど私の場合、完璧で瀟洒なメイド長だから別なのよ」
 妖夢のそのおちょくりの間にも咲夜は考えた。
 スタンド能力なのは間違いないのだ。だが、スタンドは姿を見せていない。『恋人(ラバーズ)』のようなスタンドならばルナダイアルの動体視力が捉える。それでも見つからないということは、消去法で、
「その刀がスタンドね」
「‥‥‥‥はあ、見破るの早くない?でも、スタンドを見破っただけじゃ、私は倒せないぜ?PAD長?」
「PAD長じゃないわ。お嬢様が仰っていたわ、『私は十六夜の如く、夜に咲き誇るメイド』十六夜咲夜」


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