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銀河英雄伝説〜ラインハルトに負けません
第五十九話 種まきこそ必要です!
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うわーーー決定的ですね。もうメックリンガーに興味が全然無いみたいです。
だからか、噂にも乗らないし。サロンでも噂も流れないのは、姐さんが話をしないから流れないんだ。

あーーそうか、メックリンガーを一昨年の救恤品輸送と昨年の俘虜交換で参謀にして派遣したから、
個展が開けないで姐さんとの遭遇フラグが折れたんだ!
どうしよう、姐さん経由でメックリンガーを引きずり込もうとしていたのに駄目じゃん!

メックリンガー引き込み計画を変更しなきゃいけなくなった。
どうしようか??
仕方ない取りあえず次の仕込みをしよう。

「お姉さん、ありがとうでした」
「いえいえどう致しまして」
姐さんまた呑みに行きましたよ。

気を取り直して、ハルテンベルク伯爵令嬢エリザベート嬢を探して挨拶です。
エリザベート嬢はOVAで見た病的に痩せて幸薄そうな姿じゃなく、
生き生きと輝くような美しさで優雅ですね、希望に満ちた顔をしています。
OVAの姿はやっぱり、カール・マチアスを失い、
無理矢理リューネブルクと結婚させられたからなのですね。

「エリザベートさん、初めましてこの度は私の誕生会に参加頂きありがとうございます」
いきなりの挨拶に驚いたようですが挨拶してくれます。
「皇女殿下におかれましては、この度私のような者をご招待頂き誠にありがとうございます。殿下のご生誕記念を心よりお祝いいたします」

んーやはりお嬢様ですね、話し方が未だ未だ堅いですね。
其処が可愛いんですが。

「エリザベートさんありがとうございますね」
「殿下ありがとうございます」
「エリザベートさん堅苦しい挨拶は無用ですわよ、
もう少し軽めにお話しましょうね」

「はい、しかし宜しいのでしょうか?」
「いいのですよ、私的な誕生会ですから」
「殿下解りました」

よしよし、掴みはOKですね。
「エリサベートさん見たところ凄く嬉しそうですわね」
「殿下判るのでございますね」
「何か嬉しいことが有るのですね、教えて下さいませ」

「私事でお耳汚しになるかも知れませんが、私この度婚約いたしました」
おっ来たーーーーー!
「まあそれはおめでとうございます」

「殿下ありがとうございます」
おだてて聞き出しますよ。
「いえいえ、お相手はどなたなのですか?」

「はいフォルゲン伯爵令息のカール・マチアス様と申しますの」
やっぱり来たー、サイオキシン麻薬の元締めだ!
これで面白い事が出来るぞ!!

「まあそのマチアスさんはどの様なお仕事を為さってらっしゃるのですか?」
「軍で後方勤務をしてますの」
此処はさり気なく生活を聞かないとだめですね。

「ご生活はどの様に為さるんでしょうか?」
「はいマチアス様が素晴らしい
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