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ジョジョの奇みょんな幻想郷
第一部 ケイオスクルセイダーズ
名状しがたい幕間の物語のようなもの
番外編.幻想郷の正月
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 1月1日。9:00
 守矢神社にて、
「「「「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」」」」
 新年は家族、ていうかすんでる奴全員で新年の挨拶をする。それが守矢神社の伝統的新年のスタートだ。
「ガハハハハハハハ!挨拶も終わったし、酒飲むよぉ!酒ぇ!今日は正月なんだ!文句は言わせないさね!」
「程々にしときなよー。神奈子。どうせ宴で飲むんだから。体に悪いよ」
 珍しく諏訪子がまともなことを言っていると、早苗が我が子のことのように泣いて感激していた。どちらかという立場が逆なのだがそれは。
「ジョジョは新年の抱負とかあるんですか?」
「ああ、まあ、今年も『喧嘩上等』かねぇ」
「それは抱負とは呼ばないです!ていうか今年もって何ですか!?」
「幻想郷なら尚更そうだと思ったんだけどな」
「‥‥‥‥‥‥‥ぐうの音もでませんね。ニャル子さんは何ですか?」
『出・番・欲・求、です!』
「「なんか、すまん」」
『謝らないでください!惨めになって来るじゃないですか!うぅ、スタンドが見えない人がいると不便です』
 ※ニャル子の出番はコラボ編が終わったら増えます。多分
「そういう早苗は何なんだよ?」
『そうですよ!自分だけ言わないのはなしですよ!』
 そういって早苗は半紙を取り出した。どこから取り出したかはわからない。そしてそこに書いてあったものは、
「『以心伝心』です!」
『「何で!?」』
「なんか、ほんわかぱっぱ〜って舞い降りてきたんですよ!この単語が!」
 何故こんな単語が出てきたのだろうか。きっと神の見えざる手が動いたに違いない。
「まあ、とりま。そろそろ夜更かしをして起きてきた人里の人たちがくる時間だな」
「ええ、今日は稼ぎ時ですから。まあ、でもそれも午後三時までですけどね」
 何故三時なのかというとだ、午後六時から博麗神社で新年の宴会が開かれるからだ。もちろん人も妖怪も宇宙人も妖精も歓迎、種族も身分の垣根を乗り越えた祭りが始まるのだ。幻想郷のほぼすべての住民が集まるその祭りに移動するためには、その時間には神社へいく準備をしなければならない。だから、そこで店閉いならぬ神社閉いするのだ。
「さて、今日はがんばりましょー!」
「やれやれだぜ」









 ところ変わって 博麗神社。

「全く最悪よ。何で毎年毎年うちであんなバカ騒ぎしなきゃいけないのよ。別に守矢とかでもいいじゃない」
「まあ、そういうなよ。そんなのこの博麗神社が象徴だからに決まってるだろ?それだけの力があるのを見せるとかそういう大人の事情があるんだろ?」
 相変わらずの文句垂れ垂れの霊夢に遊びに来ていた魔理沙によって宴の準備は滞りなく進められた。
 そしてもう一人手伝っている臨時スタッフがもう一人。

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