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奇妙な暗殺教室
想いの時間
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「さぁて、皆言ったんだからジョジョも言えよ。気になる娘ぐらいいるだろ。」


「まぁ別に気になる子じゃなくても好みのタイプでも良いし見た目が可愛い子でも良いからな」


前原は兎も角、磯貝まで乗り気なのか……まぁ確かに男子全員が気になる女子を言い、最後の最後で俺だけ言わないというのは納得いかないだろう。まぁ普段からこういう事を考える事は全くと言って良いほど無いから良い機会だと思って考えてみるか


しっかし…恋愛か。本校舎に居た女子供はうざったいから騒音としか感じなかったし…身内もろくな女は居なかったからな…卵から暗黒物質を生み出す錬金術師とか出来たばかりの試薬を勝手に投与して試すマッドサイエンティストとか…あぁ…何故だろう気分が悪くなってきた。


「ん?…どうしたジョジョ…顔色悪いぞ?」


「大丈夫だ。問題ない……と言いたいが嫌な事を思い出して気分が悪くなっただけだ…気にするな」


「いや、過去に何があったんだよ…って聞かない方が良いか」


「すまない。そうしてもらえると助かる」


((((つか、ジョジョがそこまで思わせるって過去に何があったんだよ))))


ジョジョとクラスの連中がそんなやり取りをする中、カルマは人気投票の結果を集計していた紙を取って眺めていた。


「ふーん…これ見るとやっぱり神埼さんの人気は凄いな…ほれジョジョも見てみなよ」


そう言われ手渡しされたメモをよく見てみる


「……神崎がクラスの男子から五票取って、堂々の一位。次点では矢田、倉橋、茅野と続くランキング…まぁ無難なランキングだろうな。」


「あ〜〜やっぱり俺は1人に決められないんだよ〜」


岡島は無視して良いだろ。つか、触れたら負けだ…うん。


「んで、結局ジョジョは誰が気になるんだ?」


「おいおい…まだ引きずるのか?」



「とーぜん!全て吐いて貰うぜ」


おいおい…せっかく逃げきれたと思ったんだがこりゃ甘かったか?それにこころなしか連中の視線が俺に集中しているし…やれやれ逃げられないか


「まぁそうだな…強いて言うのなら俺は中村だな」


「へー…まぁ結構な頻度で一緒にいるよな」


「でも意外だな。ジョジョのトラブルはほぼカルマと中村が原因だって聞いていたたから中村は無いと思ってた」


そんな菅野の言葉にうんうんと首を縦に振る男子一同。


「確かに俺が不良に喧嘩を売られるというトラブルの原因を作ったのはそこにいる赤い悪魔と中村だが、俺が思うに神崎よりも中村は頭が回るから気がきくし何より気心が知れてるからだな。あと、良くも悪くも俺の知人によく似ていているんでな」


「知り合い?元カノ
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