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新たなる戦い〜第1章〜
標的17 ディアナの正体
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「ディ・・・ディアナ」

明かされた真実、ジェラートが彼女の名前を呼んだとき、ツナの絶望感は頂点に達していた。信じていたのに、ツナは何度も心の中でそう思った。


「てめー、やっぱりフィルマーレファミリーの奴じゃねえか」

獄寺はディアナをにらんだ。しかし、ディアナは頭を横にふる。

「し、知らない、私こんな人知らない」


「ちっ、そっちのディアナか」


「で、でも二人きりになってもツナを襲わなかったって言うじゃねえか」


「いいだろう、証明してやるよ、こいつがお前らの仲間ではなく、オレらフィルマーレファミリーの人間ってことをな!!」


そう言ってジェラートは大剣を振りかざし、ディアナの体を切り刻んだ。あまりの突然な行動に誰一人反応できなかった。ディアナの体から血が飛び散り、その辺りを血まみれにした。


「うう、痛い」


ディアナが苦しそうにつぶやく。
ツナや京子がディアナに寄り添おうとした時−−−−−−
ディアナの体からオーラみたいなものが発散されたと思いきや、周りにいるジェラート以外の人間が動けなくなっていた。


「まったく、雨属性が主じゃねえのに相変わらず強力だな、お前の『静止の波動』、また表のディアナになってたぜ」


「申し訳ありません」


先程までと違い、ディアナの様子、態度、口調が一変した。ディアナはジェラートの前にひざまずき、一礼した。そして、動けない状態で口を開いたのはツナだった。


「表ってどういうことだよ、さっきまでのディアナは」


「ああそうだった、知らねえんだったな、説明してやるよ。さっきまでのディアナはお嬢様として生活をしていた、だがある時目の前で両親を殺された時、ショックで裏の人格が目覚めたってわけよ」


「だ、だけどそのリングは父親から譲り受けたものだって、それと同じリングをつけたやつが昨日襲ってきたんだ!!」


「ああそうだ、こいつの一族はそのリングを代々継承している、しかしこのリングがマフィアに伝わる死ぬ気の炎を灯すことのできるリングだったとしたら・・・」


ジェラートの口元が笑い出した。


「ま、まさか」


「そうだ、こいつと同じリングは7つある、そのうちの1つがこいつの一族が持っていた。こいつらのリングはさしてランクは高くないが、当初は価値もあり、B以上のランクであると知った、それだけだ」

その話を聞いたツナの脳裏には、最悪のシナリオが浮かんできた。

「まさか、そのリングを奪うために・・・」


「察しの通り、オレ達フィルマーレファミリーがこいつの両親を殺した、ちょうどその時この裏のディアナと会ったため、こいつをウチの幹部として受け入れたんだよ」



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