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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica7-Dそうだ、合宿へ行こう〜Road to Golem meister〜
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「え、あれ? 抱っこは・・・?」

マイスターを抱きしめるジェスチャーをすると、「いや必要ないだろ?」って首を傾げた。確かにマイスターの手を取って飛べばいいんだけどね。でもそれじゃ「アイリの柔らかオッパイを押しつけられないよね?」って聞き返した。

「何言ってるんだ?」

「だから、後ろからでも前からでもマイスターに抱きついて、ドキドキさせようって作戦なの!」

はやてよりは小っちゃいけど、形や柔らかさなら結構レベルが高いと思うんだけどなぁ。マイスターは「今さら過ぎてドキドキも何もないぞ」って呆れた。そりゃまぁ素っ裸な状態で抱きついたこともあるから、物足りないって言われてもしょうがないけどさ・・・。

「そっか。もうアイリの裸じゃ満足できないんだね・・・?」

「・・・そんな誤解を招く言い方は本当にやめてくれ、頼むからさ。というか、どいつもこいつもシャル化するのやめてくれ・・・」

「むぅ。マイスターだって男なのに、どうしてこうそっちの欲が無いの?」

「俺の実年齢を知ってるだろ? 三大欲求すら・・・あー、いや、睡眠欲以外は制御できるほどに存在してきたんだ」

「うーむ。もし・・・はやてならどう?」

「なあ、もうこの話はやめよう。ある種のセクハラだぞ」

アイリの頭をコツンと優しくゲンコツしてきたマイスターに、アイリは「はーい」素直に頷いてマイスターの手を取った。そして腰から一対の白翼を展開、大きく羽ばたいて空へと上がろうとした時、「へい、タクシー。相乗りお願い出来るか〜?」って後ろから声を掛けられた。

「「はやて・・・!?」」

「満月の夜に温泉って乙なもんやな〜」

そこに居たのははやてなんだけど、今のはやては「はや、ちょっ、なんて格好を・・・!」ってマイスターがガチで狼狽える格好だった。バスタオル1枚を体に巻いた状態で、マイスターは両手で目を覆いながら明後日の方を見た。ここまで狼狽えるマイスター、ベルカ時代を含めて初めてかも・・・。

「ふ、冬やなくて、うん、良かったわ〜」

マイスターに比べて平然としてるはやて。と思えば、耳まで真っ赤っかで、手も胸と股を隠すような位置に持って来てるし。居心地悪そうに視線を彷徨わせてるはやてに、アイリは「はやても入りに来たの?」って聞いた。

「ルシル君が夜に入るって聞いてたからな。ほら、家やと一緒に入れへんやろ? さすがに私も恥ずかしさで1発KOレベルやと思うし。そやけどあそこまで大きな露天風呂ってなると、ちょう恥ずかしさは残るけどルシル君と一緒に入れるかな〜って・・・」

「マイスター。睡眠欲以外の食欲や性欲は制御できるんじゃなかったっけ?」

アイリはニヤニヤとマイスターに歩み寄った。マイスターは「うく・・・」って悔しげに呻
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