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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第2章 融合世界!昭和ライダー
第37話『さらばクジラ怪人』
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「一体何ですか!今日初めてここに来たのに、どうしてこんな張り紙が!」
雅はヤンキー達に聞こうとする。しかし、
「黙れ!お前を捕まえれば、ダロム様が俺達をゴルゴムの一員にしてくれる!」
「そうよ!だからとっとと捕まりなさいよ!」
ヤンキー達は雅に対する攻撃をやめなかった。
「何っ!ゴルゴムの仕業か!だが、生身の人、それも武術の心得一つない人に凪風流は危険だ。ここは逃げるしかない!」
雅は走って逃げるが、ヤンキー達は追いかけてくる。
「なかなか捲けないな。」
走れど走れど追いかけてくるヤンキー達に雅は困っていたが、その時、
「君、こっちだ!」
何者かの声を聞いた雅は横道にそれる。ヤンキー達も曲がり、その近辺を探すが、雅は見つからず、ヤンキー達は去って行く。
「助かりました。ありがとうございます。南光太郎さん、仮面ライダーブラック。」
「何故、僕の名前を?」
「僕は凪風雅。仮面ライダーディロードとして、別の世界から来ました。」
「別の世界?つまり、多次元宇宙からか?」
「広義的に言えば、その通りです。」
「なるほど。雅君、この町は既にゴルゴムに支配された土地なんだ。雅君は、ゴルゴムにとって都合の悪い何かがあるのか?」
「いいえ。これは推測ですが、ゴルゴムは僕の事を多分知りません。」
「ではどうして雅君を狙った?」
「きっと、ダロムの仕業だと思います。僕の世界は、様々な悪が集まった大ショッカーという組織に滅ぼされたのですが、僕の世界を滅ぼしたメンバーにダロムがいました。きっと、神官の時代から既に大ショッカーに寝返っていた可能性があります。」
「確かに、あり得る。雅君、教えてくれてありがとう。」
雅と光太郎が互いに状況を説明しあっている。すると、
「へえ〜。そうなんだ。でも、そんなことはどうだっていい。この世界のお宝、キングストーンは僕がいただく!」
ディエンドが現れる。
「海東大樹!光太郎さん、隠れて下さい!」
【FORM RIDE-DELOAD LIGHTNING-】
雅はディロード ライトニングフォームに変身する。
「悪いが、今はかまっている暇はない!ブリッツアクション!」
ディロードは速度上昇の魔法でディエンドに近づく。
「ハーケンスラッシュ!」
ディロードはバルディッシュのハーケンモードで打ち上げるように切り上げ、
「ジェットザンバー!」
[jet zamber]
バルディッシュをザンバーモードに切り替えて必殺の斬?でディエンドを変身解除させる。
「やはり上手くいかないか。仕方がない。諦めよう。」
海東はそう言って次元のオーロラに去って行った。
「彼は一体?」
「彼の名前は海東大樹。ディエンドという戦士に変身し、その力で様々な世界の宝、この世界でいうならば光太郎さんの中にある太陽のキン
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