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鋼の錬金術師 貴方を守りたい――12人の巫女と1人の神――
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いから自分の仕事をしろ。
   軍のトップがホムンクルスだなんてほおっとける問題じゃねぇーだろ。」
エドの言葉にロイとリザは驚く。
ロイ「えっ?」
リザ「軍のトップってまさかブラットレイ大総統?!」
メガネ「その話はあとだ!さぁ、早く乗れ!」
とエド達に車に早く乗るようにせかすが、
エド「満席だろ?行ってくれ。」
メガネ「なっ?!バカヤロー!!」
リザ「戦場に子供だけ置いて行けるわけないでしょ!!」
エドの言葉に怒るリザとメガネにエド達は冷静に、
リン「おたくらの闘う相手は、軍上層部だロ?」
エド「こっちは、あのグラトニーって奴から情報を聞き出さないとならないしね。」
アルト「それに、さっきから見えないレンリを探さないといけないし…。」
アル「ここに残ってあいつと戦う。」
シレーナ「……(コクン)……」
アル「子供だからとかそんなの関係ないよ。」
エド「今回の作戦の言いだしっぺは俺達だ。ここまで手を貸してくれてありがとな。」
ここまで静かにエドたちの話を聞いていたリザが銃に弾を詰め、エドに話しかける。

リザ「エドワード君。」
エド「ん?」
そして、エドに向かって銃の持ち手を差し出す。
リザ「持っていきなさい。使い方は分かるわよね。」
アル「それは…人を殺す道具だ。」
リザ「貴方達の命を守る道具よ。」
エド「………借りとく。」
いろいろ頭に浮かぶことはあったがエドはリザから銃を受け取った。
『グァァァ グァァァァ』
少しずつ少しずつ、グラトニーが木々を飲み込んで行ってる音が近づいてくる…。
ランファンに膝枕をする感じで座っているリザに近づき、
リン「ランファンを頼む。」
ランファン「…若……? …若! 若!」
とだけ言うと暴れまわっているグラトニーの元へと走り出した。


走り去っていくエドの背を見ながらロイは、
ロイ「行こう! 行くんだ!」
とメガネに言う。
メガネは物凄く悔しそうな顔で悔しそうな声で、
メガネ「くそぉ、ガキ共が! ああゆうのが早死にするんだよ!!」
と言いながらも車を発進させ、急いでその場から逃げて行った。



『ボーンボーン グァァァァ バキボキッ』
グラトニー「マスタング…。ロイ・マスタングは何処だ?!
      よくもラストを…。許さないんだァァァァ!!!』
グラトニーが暴れまわってそこらじゅうの木を飲み込みまくっている。
そんな恐ろしい光景をエド達は少し離れたところから、見つめる。
エド「戦うつったけど、ぶっちゃけおっかねぇー。」
アルト「初めて会った時とキャラ全然違うよ…。」
アル「どうやって捕まえよう…。」
プルプル震えながらグラトニーを見つめるエド達。
そして、その少し離れたところでとある番組が行われていた。

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