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MS Operative Theory
内部図解
歩行システムA
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のような外装式が見られる程度であった。しかし、U.C.0080年代末期からのMS重装化や、U.C.0150年代の飛行型MSの出現によって、脚部の武装化が進んだ。

▼ZM-S19S(シャイターン)

 ベスパの重MS。大腿部と足部にビーム砲を搭載するなど、脚部を兵装プラット・フォームとしていた。


??脚部ユニットの基本的能力/使用目的??

 重力下におけるMSの脚部ユニットは、人間の脚と同じく、歩行や走行、短距離ジャンプなどに用いられる。また、月面などの低重力下における歩行/走行、宇宙艦艇の甲板やデッキ上、宇宙要塞表面/内部での移動にも脚部ユニットが使用される。この際、足部に装備されたマグネットやクローを利用することで、低/無重力環境での走行を可能としている。脚部ユニットの質量が大きいため、キックによる格闘戦を行うこともある。マニピュレーターと比べ、比較的高い耐久性を持つ点も特徴といえる。

■歩行/走行

 重力下における歩行や走行においては脚部自体が長大なため、路面の凹凸や塹壕などは問題なく乗り越えられる。さらに月などの低重力環境下でも、歩行ユニットとして使用される。

■ジャンプ

 脚部のみ、あるいは機体各部に設置されたスラスターを併用したジャンプを行う。大型の障害物を超える場合や、空対地/空対空攻撃時に行われる。MSの脚部はジャンプ後の着地にも耐える。

■攻撃

 キック攻撃でも脚部は利用される。質量とパワーが大きいため、専用の格闘兵装を除くと最大の破壊力を持つ。そのため対MS戦だけでなく、対物や対人を目的とした攻撃にも利用される。

■特殊機構

 宇宙艦艇や基地移設に設置するランディング・ギアとしての機能ももつ。脚部に機体安定用のクローを持つ機体は、小惑星など複雑な形状の物体にも設置可能となっている。



補足事項

??クロー・アームとしての機能を持つ脚部??

 MSの脚部ユニットは、作業重機用マニピュレーターをベースとし、人間の脚を参考に開発されている。脚部にはAMBAC能力と歩行能力が求められていたため、マニピュレーターとしての機能を持たないことが普通である。しかし、可変MSの中には、脚部をMA形態時のクローアームとして転用する機体も存在していた。こうした機能には、脚部の拡張性の高さを証明するものであった。

▼AMX-003(ガザC)

 アクシズの可変機AMX-003(ガザC)。脚部がそのままクローアームとなる。


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