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緋弾のアリア ~とある武偵の活動録~
~Crime-solving with three bus hijacking - S ranks~
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すごい実績があるよ。まず…今は休職中みたいだけどロンドン武偵局の武偵として、ヨーロッパ各地で活動しててね…… 」

「その間、1回も犯人を逃がしたことが無いんだって。
99回連続、全部1回の強襲で成功してる」

す、すごいな…それは。そんなのがパートナーなのか。

「あー… 他だ。体質とかは?」

「お母さんが日本人、お父さんがイギリス人のハーフだよ。で、イギリスの家が『H』家なんだよね。すっごく高名な一族らしいよ。おばあちゃんはDame(デイム)の称号を持ってるみたい 」

「Dame…ってことはリアル貴族なのか……アイツ」

「そ。でもアリアはH家とは仲が悪いみたいで、その名前を言いたがらないんだよね。理子は知ってるけど、あの一族はちょっとなぁー 」

「もったいぶらないで教えろ」

「イギリスのGoogleで検索かければ当たるかも?」

「英語なのか…。分かった、今日はありがとな。帰る」

「えー、もう帰るのー? ばいばーい!」

「じゃあな」

温室を出て、回りに人がいるかを確認し−ぶわん。境界を開き、家に帰る。

「お帰り。遅かったわね、何してたの?」

リビングに行くとアリアが鏡を持ちつつ、そう言ってきた。

「さすが貴族だな。身だしなみにも気を遣ってるわけだ」

「……あら、調べたのね」

何でか、ちょっと嬉しそうに返してくる。

「まあな。一応パートナーの事は知っておこうってくらいだ」

……………………………………………………

−「ふわぁ……。ちょっと昼寝するか…」

「あんた最近すぐ寝るわよね。何かあるの?」

「ESS−つまり、なったとき。脳をフル回転させているわけだからその分、大脳にかかる負担が大きくなる。だから、長時間ESSになったときは長時間の眠りを必要とする。短時間の場合は少しの仮眠でいい」

「へー。めんどくさい体質ねぇ」

「まぁ、な。と言うわけで、寝る。夕飯前には起こしてくれ」

「はーい」


~Please to the next time!


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