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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0230話『警戒陣の怖さと輸送での掘りの断念』
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んで本格的に掘りをするつもりらしい。

「提督よ……」
「すまん……」
「いや、謝らないでいい。時には諦める勇気も必要だからな。それに丙と乙作戦ではそんなに報酬は変わらないのだろう?」
「ああ。甲でやるつもりなら『東海(九〇一空)』を取りに行くんだけどさすがにそこまで余裕はないからな。それに限定作戦終了後にまた試製東海が手に入る任務があるって大本営が言っていたからそれで我慢するしかない」
「そうか」

東海が実装されたと同時に航空基地隊に潜水艦も攻撃できるような機能が搭載されたからな。できれば東海(九〇一空)も欲しいところだが我慢するしかないよな……。
さて、

「それではまずは輸送作戦を終わらすことを考えて行こうか。そうすれば微々たる効果だが駆逐艦達に大発ではなく主砲を載せられるからな」
「そうだな。だから頑張ってもらいたい」
「任せておけ」

そんな話を提督とした後に、私達はまた出撃を繰り返していった。
そしてどうにか輸送作戦も航空基地隊に物資を送り届ける事に成功したために羅針盤が第三のボスへと続く道を指し示した。
だけどまだ伊400が掘れない以上は攻略を断念するほかないからな。

「ちょっと疲れたわね……丙作戦でもあの水雷戦隊が手強い事には変わりないんだから……」

五十鈴が珍しく弱音を吐いている。
その気持ちは分かるな。
私達は第二艦隊の攻撃、雷撃戦の後に攻撃する感じだからどうしても手遅れ感を感じてしまうからな。

「五十鈴さん、頑張りましょう。私と古鷹さんでなんとか打撃を与える事に専念しますから」
「そうだね羽黒さん。私達が頑張っていきますのでそんなに心配しないでください」

羽黒と古鷹がそう言って気丈に振る舞っているんだけどな。
どうしても疲れが見えて仕方がない。

「さて、どうしたものか……」

結構の回数をやってレア艦が何人か出たのだがそれでも本命には至らずの結果だからな。
これはもう第三のボスの方へと望みをかけてみるのも一考かもしれないな。
そう考えた私は提督へと通信を送る。

「提督よ、聞こえるか……?」
『どうしたんだ日向? なにかあったのか?』
「ああ。それなんだが輸送ボスの討伐はバケツを多く使用してしまうのでまだまだあるだろうがあまり減らない方法の方がいいと思ってな。第三の空母棲姫のマスへと進まないか……?」
『それは構わないんだけど……やはり輸送艦隊では少し荷が重かったか……』
「すまないと思っているが正直きついものがあるからな」
『わかった。日向がそこまで言うのなら輸送での伊400のドロップは諦めよう。次の攻略のために一度帰投してくれ。私の我儘に付き合わせてしまってすまないな』
「いや、みんなも新たな仲間には会いたいからな。提督だけ気に病むこと
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