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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0226話『潜水新棲姫の攻略』
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しだけ良い気持ちですわね。

「それじゃ行きます! この阿武隈に従って爆雷を投下してくださーい!」
「「「はーい!」」」

阿武隈さんの指示で各自爆雷を投下していく光景を見まして、しばらくして懐中から潜水艦の破裂する音が聞こえてきましたのでおそらくほとんどを退治ができたのでしょうね。
こういう時はやはり先制対潜は便利ですわよね。
それでも取りこぼしが一体だけいたのか魚雷を放ってきますけど、

「潮、負けません! えーい!」

先制対潜はできないもののそれでも対潜値が高い潮さんが遅れて爆雷を放っていました。
それによって残りの一体も終わっていました。

「潮さん、やりましたわね」
「はい! 先制対潜が出来ないまでもそれでも潮も頑張ります!」
「えらいですわ」
「ありがとうございます、熊野さん……!」

潮さんをいい子いい子して頭を撫でた後に、

「さて、それでは三隈さん。次はおそらく空襲マスですわ」
「そうね。とびっきり戦闘機を積んでいますから頑張りましょうね、熊野さん」
「ええ。フフフ……制空権を確保するだけのお仕事ですから軽いですわよ」

そう言っている間にも空襲がやってきましたわね。
敵艦載機の群れがわたくし達に襲い掛かってきましたわ。
それでも、

「負けませんわよ!」
「ええ! 水上戦闘機達、お願いいたしますわ!」

三隈さんとともに戦闘機をカタパルトから発艦させていきます。
そしてそれは敵艦載機と接触をして華麗な動きで次々と落としていく様を見まして、

「さすがですわ!」
「そうね! やっぱり戦闘機はわたくし達に力を与えてくれますね」

三隈さんと喜び合っているところでどうやら制空権を確保できたらしいので、

「これでもう後は潜水新棲姫を倒すだけですわね! 後はお願いいたしますわ」
「わかりました! みんなー、頑張ろうねー!」
「「「はーい」」」

それから先へと進んでいきます。
途中で進路を選ぶことになりましたけど燃料の関係でもう道は限られていますので迷うことなく潜水新棲姫のいる場所へと進んでいきます。
そして遭遇する潜水新棲姫。
あの潜水棲姫と違って少しだけ愛らしいそのお姿ですけど見た目に惑わされてはいけませんわね。
わたくしと三隈さんで制空権を確保しつつも対潜係のみなさんの活躍を見ている事に致しました。
さっそくとばかりに爆雷を投下していくみなさん。
それによってことごとく潜水艦は駆逐されていきましたわ。
そして類に漏れず潜水新棲姫も見事倒すことに成功したのを見て、

「それにしましても……わたくしの出番もこれで終わりですのね。七隻編成をもっと体感したかったのですけど……」
「そうですね。でもまだこれから使ってもらえることもありますわ。
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