暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第1章 誕生!最強ライダー編
27話『雷神』
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る。それに合わせて0号を倒す為に私と同様に異なる次元から戦士がやってくる。共に戦ってくれ。と。」
「鳴滝が!?はい、僕が凪風雅です。一条薫さん。」
「俺を知っているなら話は早い。五代ともここで落ち合う話になっている。直に来るはずだ。」
一条は説明する。
「なんだい、刑事さんの知り合いかい?」
「ええ、今起きている未確認の事件の捜査協力者です。」
店主、飾玉三郎の質問に一条は答える。すると、
「一条さん、0号が復活したって本当ですかっ!」
雄介が慌てるように入ってくる。
「おう、雄介。おかえり。」
店主は雄介に挨拶する。
「ただいま!それで、一条さん、その子は?」
「彼が、今回の協力者の─」
「凪風雅です、よろしくお願いします。4号、いいえ、クウガ。」
雅は手を出す。
「一条さん、本当に大丈夫なんですか?」
雄介は小声で一条に質問する。
「ああ、彼に任せても大丈夫だろう。五代の居場所で真っ先にここに来ないでわかば保育園を経由してここに来たらしいからな。」
一条も雄介に小声で答える。
「それじゃあ、大丈夫ですね。雅君、これ。」
雄介は雅と握手を交わし、『2012の技を持つ男』と書かれた名刺を雅に渡す。
「五代、凪風、急ぐぞ。0号が動きを見せた。」
「わかりました。急ごう。」
「はい。」
一条の言葉で雄介と雅も動き、ダグバの出現地点に向かう。

警視庁前
-am9:05-
雅達が着くと、既に何十という警官が被害にあっていた。
「ようやく来てくれた。ボクを楽しませてよ。」
表情は見えないが、ダグバは嬉しそうに雄介に話す。
「雅君、行こう。変身!」
【KAMEN RIDE-DELOAD-】
「変身!」
雅はディロードに、雄介は黒の金のクウガ、アメイジングマイティに変身する。
「今回は二人が相手か。なかなか楽しめそうだ!」
ダグバは無邪気な声で手を翳す。
「やばい!」
ディロードはダグバの視界に入らない位置へ回避すると、ディロードが動いていた場所がプラズマ発火を起こす。
「これでは迂闊に近づけない!」
【ATTACK RIDE-BLAST-】
ディロードは車の影に隠れてロードスラスターにブラストのアタックライドをスキャンし、
「これなら!」
追尾弾をダグバに放つが、
「そこにいたんだ!」
ダグバはクウガの攻撃を軽々と受け止めながら射撃の後で隙が出来たディロードをプラズマ発火させる。
「グアァァァッ!」
ディロードは車の影から出てもがき苦しむ。
「じゃあ、いくよ!」
ダグバは右手に暗黒のエネルギーを集めてディロードに向かって走り、そのままディロードを何発も殴る。防御の堅いディロードといえど、ダグバのパンチに何発も耐えられるわけもなく、その場で変身が解除されてしまう。
「雅君
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