第十九話 ロリとの遭遇
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てるんですね、ニヤニヤ。
「ああラインハルトですね、父様と一緒に会いましたよ。父様を見るあの目あの顔あの内面から出る憎悪がよく見えました。
能力的には非常に優秀に見えますね、けど彼は猛毒ですね今の私には使いこなせないですね。
今は様子見で良いでしょう父様の様にね」
爺様其処までと言う顔をしてみてるね、爺様クルーじゃなきゃ駄目だよフフ。
「そうなりますと優秀な人材については部下にリストを作らせておりますので、その者を呼んで宜しいでしょうか」
「無論ですその様にご苦労して頂いている部下の方に会わないのは失礼に当たりますので是非お会いしたいです」
「判りました」
そうすると爺様はインターホンで誰かを呼んでます、暫くするとノックがされて20代中盤ぐらいの士官が入ってきました。
「閣下ケスラー大尉入ります」
「うむ、ケスラー大尉よう来た、テレーゼ皇女殿下じゃ、殿下私の部下で取り纏めをしているケスラーと申します、ケスラー皇女殿下にご挨拶を」
おー来ましたよーケスラーです、ロリですよロリとの遭遇ですよ、ケスラーにしては私はドストライクゾーンです。
「皇女殿下ご尊顔を賜り恐悦至極で御座います、小官グリンメルスハウゼン閣下にお仕えする、ウルリッヒ・ケスラー大尉と申します。
元来平民たる臣が皇女殿下に直接ご挨拶するなど不敬の極みで御座いますが平にご容赦をお願いいたします」
なるほど爺様ケスラーも出汁に使ってるな。ケスラーも気の毒に此処は助けてあげましょう、私の中ではケスラーの信頼度凄く高いから、仲良くしたいいね。
「ケスラー大尉その様にかしこまらなくても構いません、私達は同士です皇族、貴族、平民の差など何がありましょう。同じ赤い血の流れた人間じゃないですか、そんなへりくだった挨拶は無用ですよ。
私のことはテレーゼで良いですよ」
ケスラー驚いてますそりゃそうだよね、六歳児の言うことじゃないし。
「その様な恐れ多いことを」
「返って敬語を使われる方が気になりますよ」
「ケスラーよテレーゼ様が良いとっしゃっておるのじゃテレーゼ様とお呼びすればよい」
「御意」
「じゃあ改めてケスラー大尉テレーゼ・フォン・ゴールデンバウムです此からよろしくお願いしますね」
「テレーゼ様ウルリッヒ・ケスラー大尉と申します、此よりテレーゼ様にお仕えし足します、どうぞよろしくお願いいたします」
「よいの此で顔合わせは終了じゃな。早速話し合いに入るかの」
「よろしくお願いしますね」
「判りました」
「ケスラー資料を」
「御意」
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