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勇者って...何?
第73話 魔構機械って...何?

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「よし、名前を変えよう、じゃあ...パトルでどうかな?」
「ありがたき幸せ」
ルーマニア語で4って意味ですけどね
「この蔵には何があるの?」
「金属からただのガラクタまで、多種多様です」
「特に珍しいものとかは無いの?」
「金属ですと...オリハルコンやアダマンタイト、プラチナですが兵器も一部残っています」
「あの...ケンジさん?」
「なんでしょうか、王女様」
「名前で読んでくれませんか?」
「ミント様でよろしいでしょうか?」
「はい、でも、様ではなくせめてさん付けが...じゃなくて、ここはなんなのですか?
オリハルコンやアダマンタイトなんて...」
「国王陛下...オリハルコンは最も希少な金属です、それが100gあれば大金持ち、それどころか
小さな国でさえ作れてしまいます」
「...パトル...どれくらい...あるの?...」
「最低10kgはあるかと」
「わーい、大金持ちだー」
「国王陛下...」
「...じゃ、じゃあ...兵器のことも聞こうか」
「とある技術を利用し、作られた、魔構機械
『黒騎士』と『白騎士』と『赤騎士』がそれぞれ一台づつございます」
「魔構機械って...何?」
「魔構機械とは魔法を利用し、作成した機械です、我々、シロネナンバーズも魔構機械です」
「ケンジさん、シロネナンバーズって、なんですか?」
「パトル達の事らしいです」
「そうなんですか」
「パトル、その、魔構機械って...動かせるの?」
「一応動かせますが...」
「問題でもあるの?」
「はい、一般の人の魔力では動かせないのです、またコアとなる魔石が必要です」
「魔石は...どのくらいの大きさがいるの?」
「この位ですかね」
20cmの球体を手で表しているんだけど...
「...それ、この蔵にある?」
「1つだけですが」
「じゃあ...使おうか...」
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