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勇者って...何?
第62話 システムの声って...何?

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「で、この城には何があるの?」
「何もありません、あるのは部屋だけです」
「休憩とかに楽かな?」
「そうでしょうか...」
「で、この城はなんで一番上が見えないのかな?」
「マスターがそう設計しました」
「どうやって、上までいくの?」
「中にエレベーターがございます」
「へぇ、エレベーターかぁ...ええ!?あれ電気で動く機械なんですけど?なんでこっちにあるの?」
「こちらのエレベーターは魔力で動きます、魔力タンクはマスターが作りませんでしたので
使うときに中で魔力を流さないといけません」
「うっわ、使いにくい、てか、おれ、バカじゃねぇぇぇのぉぉぉぉ」
「乗りますか?」
「うん、乗る」
「では、ここに流してください」
「ok...はえええええええええ、もうついたし、え?一番上まで来るのにこんなにはやくつくの?」
「階も選べます」
「凄いなぁ、これ、あ、そうだ、ここの魔法行使妨害を消してほしいんだけど」
「はい、わかりました、では」
え?キス?え?なんで?
「何やってくれてるんですかぁ」
「粘膜採取です」
「だからってなんで、キスするんですかぁ?」
「趣味です」
「ばっかじゃないですかぁ!?」
「面白いお方ですね」
「面白いのはどっちかって言えばお前だよ」
「マスターを通じ庭園とリンクしました、接続を開始します」
「フェムの声じゃない?」
「これはシステムの声です、庭園と城は1つの天空島になりました」
「コレクション的なことができるとは...」
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