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勇者って...何?
第59話 面接って...何?

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「あ、やっぱり、リーシャさんとフィンドさんですか」
「この国で建築家を募集してるって聞いてな」
「私たちも、来たんですよぉ」
「じゃあ、教育役も担ってくれるなら良いですよ」
「ああ、そのつもりだ...にしても竜の聖地を統べる者になるとはな、何が起きたのやら」
「僕も...そう思ってます...」
竜の聖地と言うようになってくれて嬉しいな、さすがに死の森はねえ
いつも思うけど酷いよな
「では、僕はこれで、騎士団の選出に行ってくるので」

到着してから数分後

「騎士団を希望した皆さんおはようございます
まず、1つ言わせてもらいます、騎士団は国民を守る存在です
守るべき国民がいながらも、自分だけが逃げるということは無いようにしてください」
「はい」
「試験は今日と明日で行います、今日は面接ですね、明日は戦闘能力を見ます
では、事前に配った番号順に5ずつこちらへ来てください
こちらでの声は外には聞こえませんのでご了承を」
「はい」
「では、まずは1〜5番の方、どうぞ」
「はい」
「騎士団に入ろうと思った理由を順に言っていってください」
「私は、魔法で人の役に立つ事をしたかったのです、確かに建築でも役にはたてますが
私は火属性魔法を使うのが苦手なので、こちらを選びました
こういうと、消去法だろと言われますが...」

面接は4時間にも及んだ

「はあ...疲れたぁ」
「ケンジ、昨日どこにいったんですか?ポルトで」
「あ、え、えっと、ティルピング帝国にさいったんだよ」
「そうですか?天空島とか聞こえたんですが」
「聞き間違いじゃない?」
「そうやって嘘をつくんですね...」
そういわれたら...
「ごめん...ごめんね...ホントはそのうち知らせようと思ってたんだけど」
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