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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
7部 中学生編
5章 文化祭
文化祭パートC アドリブの舞台
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「所詮人間の攻撃なんてこのようなものだ」

俺はフェイトを投げ飛ばした。

「あぁ人間ではなかったか」

 ここからはアドリブでやらせてもらう。

「何を」

「フェイ王子お前は人間ではなかったな」

 フェイトの出生の事を知っているみんなに緊張が走った。

「親の言いなり」

「何も知らないお前が…」

 観客から閃光のような動きで俺に突進してきた。
俺はそれをかわした。
観客で劇を見ていたエリオが乱入してきた
だから忠告したのに

「誰かと思えば、フェイ王子の弟君」

「それ以上何も知らない貴様が語るなぁああああああああああ」

 もう一度突進してきたので俺はエリオの腕をつかみ一本背負いの要領で投げ落としながら力ある言葉を使った

『ヒュプノス(眠り)』

 エリオの頭に手のひらを乗せ唱えた。

古代語呪文の一つ
眠りの呪文でぐっすりお休みをしてもらった。

「あなたの弟君も黄泉路の旅にむかったな」

≪綾どうしたの?エリオに何をしたの?≫

≪エリオには寝てもらった。≫

「親の言いなりで動くお前はさしずめ人形って言ったところか?」

「私にそれを言うのか?」

「あぁ、親の言いなりで国を滅ぼし、親の言いなりで姫を奪い去り、親の言いなりで愛そうとする。
それを人形と言わずしてなんとする。言いたいことも言えず自分の言葉で話せない貴様は人ではなかろうって」

「姫も憐れんで一緒にいるのか?」

「アヤ言い過ぎだよ」

「言い過ぎ?それはおかしなことを言ってくれる。あなたの国が滅ぼされたのになぜ其処にいるのだ」

「それは・・・でも何度も王子は謝ってくれました」

「謝れば許せるのか・・・・なら王子あなたの親を、国を滅ぼしてごめんね。心無い言葉で罵ってごめんねっていえば許してくれるっていうのか」

「それは・・・」

「許せるわけないでも王子は愛しの姫から言われたら許していただけるのか」

「俺ならまっぴらごめんだ・・・謝って許せることじゃないだろう、俺はそいつらに殺されたのだから、誰に言われたって許せないし、
俺からこの世で親愛なる人を奪っていった貴様ら一族なんて許せるわけないだろう。人に言われたから、先に出会ったからで、はいそうですかなんてできるわきゃねぇ。」

「黙れ、アヤに私の何が分かるというのか」

 そういってフェイトは俺に向かって殴りつけてきた。
俺はそれをかわして、合気のように投げ飛ばした。

「知らねぇよ、だが人の言いなり、先にいたから身を引く、言われたからやる。それが人?お笑い草だ。
くくくっはははぁぁぁ
そんな人間にこの世界を渡せるかって。
そ貴様ら親子が教えてくれた。
どんなに信念ややさ
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