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星の痣を持つ赤龍帝
4話 悪魔の仕事
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なさい」

魔方陣か。この1週間見てきたけど便利だし覚えたいけど、ドライグに魔法よりも霊力のほうが向いているらしい。そんなことより黒乃の手のひらから光っている。

「あの部長?黒乃に何をしているのですか?」

「これは転移用の魔方陣を使って依頼者まで一瞬でつくの。いらいが終わった部室に戻してくるわ。朱乃、準備はいい?」

「はい部長」

どうやら魔方陣の準備が終わったらしい。黒乃の周りから魔方陣が強く光りだし、黒乃の体を包んで消えていた。

「次はイッセーの番よ」

次は僕の番らしく、黒乃と同じようにしたけど転移が出来ない


「どうしましょう部長!転移できませんでした。」

「転移魔法は子供の魔力でも出来るだけど」

どうやら僕の魔力は子供以下らしく、副部長は困った顔でこっちを見ている。木場は笑顔で『ドンマイ』って言っているし、何気に小猫ちゃんが一番酷いぼそっと『無様』って言っている。流石に傷つくよ。

「仕方がない前代未聞だけど、現場まで足で行ってちょうだい」

「ですよねぇ、魔力が少ないから足で行くしかないできね」

「分かっているなら、チラシ配りと同様に行ってきなさい」

「はぁぁぁい!!行ってきますぅぅぅぅ!!」







何とか依頼人の場所に来たのはいいけど、緊張してきたな。とりあいずドアを叩いた。
トントン

『はい、開いていますよ』

男性の声だ、どんな依頼をしているかな?楽しみだな。

「こんばんわ、新米悪魔の一誠です。」

「あれ、ロリっ子の小猫ちゃんに頼んだけど……」

今回の依頼人は痩せ形の男性で何でか少し落ち込んでいるらしい。

「すいません。彼女は人気なので……今回は複数の依頼があったので彼女の代理で来ました。」

「そうか、少猫ちゃんにこの制服を着てお姫様抱っこをしてもらいたかった」

この制服は確か某アニメに出てくるロリ魔女が着用しているのに似ている。

「今さらだけど、君は悪魔なのに玄関から来たのね。普通は魔方陣から来るはずなのに………」

「悪魔でも魔力が少なすぎて玄関から来ることもありますしそれに、僕は常識に囚われない悪魔を目指します」

「ぷっ!はぁははは!常識に囚われない悪魔を目指しているって、君面白いね!そうだ!君に似合いそうものがあったはず」

僕は何か面白いこと言ったかな?依頼人が物置きから何が取り出した。

「あの……これは何ですか?」

「何ってメイド服だけど」

またメイド服かよ!真っ赤の吸血鬼の館のメイド長にも無理やり着せられて、少しの間メイドとして働いていたな。思い出したら頭が痛くなってきた。

「あの…僕男ですけど」

「いや君になら似合ってい
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