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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
大好物はシスター?………いいえ、美女全てです!
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「おぉ、ビアンカ様!お褒め頂き恐縮の極み!」
1ミクロンも褒めてねーよ!
脳みそ腐ってるのか?

(ゴツン!)
「ビアンカに褒められたからって、いい気になるなよ!言っておくが僕の奥さんなんだからな!お前に気があるワケじゃないんだぞバ〜カ!」
褒められてねぇって言うのに、ヤキモチを妬くお父さん…
「ほ、褒めてないわよ……」
お母さんの呟きは虚空に消える…


「しかし、そうなりますと気になりますねぇ…もしかしたら、嘘から出た誠という事に………」
そうよね…
会いに行ったって事が嘘なのだから、出来てないとは限らない…

「やっぱりラン君も気になっちゃう?私も弟妹が増えているのか気になっちゃって…確かめに行く?」
私とラン君が互いに頷き立ち上がる。

そして当事者のお父さんと、寝取られ被害者ウルフを連れて、早々に教会を目指して歩き出す。
気が付けばお母さんもハツキさんも、カンダタ・モニカさんまでもがついてくる始末。
あぁ、勿論ラーミアも…






ゾロゾロと・大人数で・押し寄せて・会ってみようぜ・浮気相手に
うん。良い短歌(うた)が出来た!
でもお母さんが怖いので心の中でしか読みません。

孤児院と併設されている教会にやって来た私達。
直ぐさま孤児院の庭の方へ顔を覗かせると…居るわ居るわ、子供達の集団が!
私より遥に年下の子供もいれば、もう喰べ頃(パパ流)な子供もごちゃ混ぜ状態で居りますわ!

「あ、リュカさん!」
子供達と一緒に遊んでいた1人のシスターが、お父さんに気が付き駆け寄ってきた。
綺麗な金髪に青い瞳、そして褐色の肌…
オッパイ・ボヨンボヨンでお父さんに抱き付き頬擦りをする。

「や、やぁミカエルさん。相変わらず美人だね…」
うん、美人だ。
腹違いのお姉ちゃんのお母さんみたいに美人で巨乳でシスターだ!
しかも人目も憚らず抱き付く緩さ…

「シ、シスター・ミカエル…た、ただいま!」
少し恥ずかしそうに挨拶をするウルフ。
でもシスターには1人の男しか見えてない様子…
お父さんを見詰めウットリしている。
流石の私も、こんな扱いのウルフにジェラシーを感じない。(むしろ泣けてくる…)

「あ、あの…みんなが見てるよ…」
凡そ1年会えなかった愛しの男性に、久しぶりに会う事が出来た乙女の気持ちは暴走特急。
「それでは誰も居ない所へ…」
そう言う意味では無いのだけれど、止まる事のない欲望という名の恋心。

「はぢめましてシスター…私はビアンカ。リュカの妻です!」
私のママは臨戦態勢。この時既に臨戦態勢。負けてなるかと臨戦態勢。
修羅場だ、修羅場だ、シュラシュシュシュ♪

きたわぁ〜…遂にこの男に天誅を喰らわす瞬間が…
認めたくないけどお父さ
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