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勇者って...何?
第40話 紫竜って...何?

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「ケンジ?私とエリーはどうすれば?」
「一応司令官てきなのやってるけど、初めてのことだからな...とりあえず、待機で」
「は、はい」
雷霧、今の状況はどう?
『魔獣のほうはなんなくこなせていますが竜が移動速度を早めたようです』
マジかよ...それが来る前に雷霧がこっちに来ることは出来る?
『無理でしょう...身を隠している魔獣もいる可能性があるので』
そうだね、じゃあ、魔獣掃討に集中して

数十分後

「来ちゃったなぁ、黒竜でもこれ黒かなぁ?」
「暗めの紫...ですかね?」
雷霧、竜が来たんだけど黒に見えないんだよね
『では、何色ですか?』
エリーは暗めの紫だっていってる
『それは...紫竜ですね、5属性の帝王の1人、緑竜、竜帝ですねそれを除き
青竜のひとつ前のレベルです、下位種、中位種、上位種、古位種、の中で古位種に分類されます
すごい強いとでも思ってください』
...無理じゃね?
『はい、恐れながら、主殿でも不可能でしょう...竜帝か青竜ならば出来るでしょうが...』
力がないのは自分が知ってるし、そのどっちかをみかたにつけるのは無理だろうな
『いえ...多分、主殿なら、竜帝を呼べますよ...』
...マジかよ
「私を呼んだ時の呪文で、なおかつ私のことと竜帝の名前を思い浮かべながらなら来ると思います」
じゃあ、やってみるけど
「我、求は魔獣、我に相応する者を求」
「ふぁぁぁ...君が起こしてくれたの?ありがと〜」

なんか...竜帝って...ノリが軽い?
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