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世界に痛みを(嘘) ー修正中ー
ラブーン
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 鯨にメリー号ごと飲み込まれてしまったアキト達
 現在、彼らの前にはみすぼらしい一軒家と晴天模様の空が広がっていた。

「俺達、鯨に飲み込まれたはずだよな?」
「ええそうね、ウソップ。確かに私達は飲み込まれたはずよ」
「じゃあ一体全体ここはどこなんだよ?」

 サンジが最もな疑問を上げる。

 アキト達の眼前には鯨の胃袋とは思えない光景が広がっていた。
 此処がとても鯨の胃のなかだとは信じられない。

「そういやルフィはどこに行ったんだ?」

 アキトは先程、蹴り飛ばしたルフィがいないことに気付く。
 船内のどこにもルフィの姿は見られない。

 この場にいるのはルフィを除いた自分とナミ、ゾロ、サンジ、ウソップの5人だけだ。

「ルフィなら船からはじき出されるのを見たわ」

 どうやらルフィは船外に吹き飛ばされてしまったらしい。
 能力者なのに大丈夫なのだろうか。

「大丈夫か、ルフィのやつ?あいつも俺と同じで悪魔の実の能力者だろ?」
「まー大丈夫だろ、ルフィなら。あいつ何かと悪運強いからな」

 ルフィのことを毛ほども心配していないウソップ達
 
 アキトはルフィに対する扱いの雑さを垣間見た気がした。
 だが、現状ルフィの安否を確認する術はない。

 今はアキトはルフィのことはいったん頭の隅に置いておくことにした。

 やがて雑談を交わしていたアキト達の前に人が現れる。
 一軒家の中から姿を現わしたのは豊かな顎髭を蓄え、眼鏡をかけた初老の男性であった。

 鋭い目つきでこちらを見据えている。
 何より頭から生える10枚の花弁にも似た髪が目を引いていた。

 交錯する視線
 お互いに無言のまま睨み合う。



「いや、何か言えよ!」

 我慢できずにサンジが叫ぶ。
 それでもなお初老の男性は此方を睨みつけてくる。

「こ、こっちには大砲があるんだ!や、戦るなら戦るぞ、おっさん!!」
「少し落ち着け、ウソップ。先ずは、此処がどこなのかを知るのが先だ」
「うっ、そうだな。すまねェ、アキト」

 アキトの一言で冷静さを取り戻すウソップ

「すいません、俺達は麦わらの一味というものなのですが、此処が何処なのかご存知ですか?」

 警戒されないよう当たり障りのない言葉で話し掛ける。
 初老の男性は今なおデッキチェアに腰掛け新聞を読んでいる。

「……ふん、人に質問するときは先ずは、自分の名前を名乗るのが礼儀じゃないのか?」
「……確かにそうですね。失礼しました。俺の名前は……」
「私の名前はクロッカス、この双子岬の灯台守をやっているものだ。そしてここは私のワンマンリゾートだ」
「………」

 沈黙するアキト

 名乗れと言っておきながら
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