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鋼の錬金術師 貴方を守りたい――12人の巫女と1人の神――

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「あんたを殺してあげるって言ったのよ!」
先ほどまで馬鹿笑いをしていたアデールがいきなり、戦闘モードになった!だが、あせっているのは作者とエドたちだけでレンリは何にもあせっておらず普通に
レンリ「いや、だから今殺されるのは困るんだって(汗」
受け答えしている。エドは、このスキにスピルーンにッ!と思いレンリのことは気になるが、アデールがレンリに気を取られているスキにエドはスピルーンのある奥へと走った。そして……いや、今それ言ってる場合じゃないだろォォォォォ!と心の中で叫んでいるリフルであった。


〜レンリside〜




ブルース「今は貴様なんぞと闘っている暇はない。レンリ、すぐにでもスピルーンに向かうぞ!」
この、少しでも動いたら速戦いが始まりそうなこの展開をどうにか静めようとするブルースであったが……
アデール「うるさい!犬は黙れ!」
レンリ「クソ犬は黙ってて。」
二人同時に「犬」と呼ばれた…。
ブルース「あ゛?誰が犬じゃボケェェェェェ!!」
戦いを静めようとしていた犬が、キレて暴れ出した!
アル&リフル「えぇぇぇぇぇぇ?!」
ウインリィ「なんで?」
アル達は超あきれ顔。ブルースが暴れ出したことによってレンリ達もなんか火がついちゃって・・・(汗

アデール「うるさい、犬!いいわ、レンリからじゃ無くてあんたから殺してあげるわ!」
怖いことに一番目に殺す奴をブルースに変えるアデール。
レンリ「ああ゛?おめぇーのどこがクソ犬じゃねぇーだよ!!おもくそ、クソ犬じゃねぇーか!!」
「クソ」と言う言葉を何回を言うレンリ。
ブルース「あ゛あ゛?やるか、このクソガキども!!」
なんか知ねぇーけど、
――超ブチギレたブルースvs一番最初に殺すのをブルースに変えたアデールvs「クソ」を連言するレンリの超どうでもいい戦いが幕を開けた――

アル「兄さん……早くシレーナを連れて帰ってきて……ここ、僕だけじゃどうにもならないよぁ〜(T_T)」
心の底からアルはエドとシレーナが早く帰ってくるのを願った。












エド「ヘックション!!……ん?なんだぁ?」
アルの願いが通じたのかどうか、わからないがエドはくしゃみをした。
エド「たくっ、どこまで続くんだ?この結晶の森は……?」
ブツブツ文句を言いながら独り寂しく、エドはたぶんシレーナのいるスピルーンへと走って行った……。
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