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和-Ai-の碁 チート人工知能がネット碁で無双する
第二部 北斗杯編(奈瀬明日美ENDルート)
第17話 実力十三段
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の囲碁界の強さは80年代に韓国出身のプロ棋士が日本の名人になって起きた韓国の囲碁ブームの影響が大きかったはずだ。
 その棋士は前人未踏の本因坊10連覇を果たした不世出の棋士だがヒカ碁にはそれっぽいキャラはいない。というかヒカ碁の日本棋院の所属のプロ棋士たちは不自然なまでに日本人しか登場しない。
 桐嶋和の師匠だって台湾出身のトッププロだし、考えたら院生が日本人ばかりってのもヘンな感じだ。調べたらヒカ碁の世界にも欧米出身のプロや韓国、台湾出身のプロもいるが少ないし殆ど活躍してない。

 まあヒカ碁は少年漫画だから、その辺は単純な設定にしたんだろうなって思ってる。お陰で人気も出た。暴言に近いけど純日本人のプロ棋士たちばかりが活躍するから佐為消失までのヒカ碁人気が成立したのだといえる。

 僕はヒカ碁のキャラクターに対する愛着はあっても囲碁界に対する敬意があんまりない。桐嶋和に出会わなければ僕はヒカ碁で囲碁を少し覚えただけの人間だったし、ヒカ碁が連載してたときも当時の名人や本因坊が誰かとか気にしたことなんてなかった。

 少しずつ舞台の用意は進んでいる。和-Ai-を倒す可能性のある棋士は誰なのだろう?



――ヒカルの碁における真に最強の棋士は誰だろう?

2日制の対局、早指し、トーナメント、リーグ戦、番勝負。

塔矢行洋、緒方精次、一柳棋聖、桑原本因坊、畑中名人――国内のタイトル保持者たち。

国際棋戦、日本ルール、中国ルール。

徐彰元、王星、華松力――海外のトッププロたち。

トッププロ、若手、アマチュア、台湾、欧米。

倉田厚、安太善、楊海――国際棋戦で活躍する棋士たち。

高永夏、塔矢アキラ、進藤ヒカル――北斗杯で活躍する新鋭たち。

藤原佐為の消えた今。

現在“世界”最強の棋士は決まっていない――。
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