暁 〜小説投稿サイト〜
和-Ai-の碁 チート人工知能がネット碁で無双する
第二部 北斗杯編(奈瀬明日美ENDルート)
第07話 中学囲碁大会の後
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
囲碁部で囲碁を続けたけど……。
 あかりはプロになった進藤君とは疎遠になってしまった。
 不戦敗になってる進藤君のことも今春から週刊碁を買い始めた私が気づいて教えた。

 進藤君は小6でいきなり囲碁を始めて中2でプロ試験に合格した。碁の天才だと思う。
 今まで距離の近かった相手が、あっという間に遠い世界へと言ってしまった。
 確かに幼馴染がいきなりプロになったら驚くよね。クラスメイトの私だって変な感じだもん。

 塔矢アキラ君とかみたいに小さなときから頑張ってたんならともかく。
 それでも院生になってプロを目指して我武者羅に頑張る進藤君んをあかりは陰ながら応援していた。
 今も試合を休んでいる進藤くんことをずっと心配してる。だから元気がない。
 けど、あかりは自分は囲碁が弱いし囲碁界のことも分からないから力になれないとか勝手に思い込んでる。

「そうだ! こないだ奈瀬女流が載ってた雑誌で紹介されてた囲碁ガールにおススメの囲碁サロンに一緒に行こうよ」

 あかりには囲碁を続けて欲しい。中途半端な進藤くんとの距離も近づいて欲しい。
 他のみんなは対局に集中して進藤君が後ろで見てたことに気づいていなかったけど、夏期囲碁大会のときも進藤君が少しの間だけ応援に来ていたのを私は知っているから……。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ