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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
番外編2 風都での出来事
風都での出来事
おやっさん
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おやっさんありがとう」

「あぁ、お互い無事で何よりだ!」

「そうそう綾ちゃんそっくりな子が助けに来てくれたのもびっくりしたよ」

「そ・そうなの」

「たしかKOF上位ランカーの綾さんね。綾ちゃんとそっくりさんでびっくりしたわ。名前も同じだしね」

「何が原因だったの? アリサの所やすずかの所みたいに誘拐するほど大きくないし
お母さん綺麗だから、そっちのほう、それともお父さんに対する恨み」

「栞はな、綾のお母さんはな、お前が生まれる前この町初の芸能人だったんだ。今回はそのファンが犯人だ」

「知らなかった〜」

 うちの親が元芸能人というのは本当に知らなかった。
基本興味が無いから・・・

「芸能より、お父さんと綾を取っちゃったんだよね。
あの時は凄い騒動だったよね」

「あぁ」

「鳴海先生。もうそろそろ帰らないといけないから」

「久しぶりに元気な栞を見れてうれしかったぞ。今度は南條つれて遊びに来い」

「はい」

「おやっさん本当にありがとう」

「あぁ元気でな。また遊びに来い」

「ん」

 歩いて駅に向かう途中まさかあんなこといわれるなんて思いもしなかった

「ねぇ綾ちゃん。私達親子だよね」

「どうしたのお母さん」

「あの綾さんと綾ちゃんって雰囲気もそっくりなのどうしてかしら」

「気のせいじゃない」

「そうよね、
でも最近あの町に引っ越してから綾ちゃん色々と何かやっているのは知っているけれど、しっかりしていても心配はするのよ親ってあまり無茶しないでね」

「ん、ありがとう。でもお母さんが芸能人って知らなかった」

「国民の妹とか言われてたよ」

「それでよく結婚したよね」

「お父さんと恋をして、あなたが産まれたんだから」

「え・・・」

「私出来婚なんだよね」

「うそ」

「結婚したいなぁとは思ってたんだけどね、綾は知らないかもしれないけれど、昼にも言ったけど、生まれたときにちょっと騒動があってね」

 それは親戚やらで聞いたほかの男の子供じゃないかというふざけたものだね

「あの人だけは信じてくれたけど、ほら芸能人って隠れてばれなければO・Kみたいな感じがあるじゃない。そんなのが嫌だから白黒はっきりさせたけどね。
誘拐されて、まさか初恋の鳴海先生に会えるとは思わなかったなぁ」

「そうなの」

「格好いいもん、既婚者だけどね」

「うそ」

「綾ちゃんも気になってたの、あの人は普通の人がいいよね」

「ん?」

「綾ちゃん詳しくは聞かないけれど、言えるようになったらきちんと教えてね」

「うん」

 そうして少しだけ波乱があったショッピングも無事終了
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