К竹林の賭博の物語(1)
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―嗚呼。なんで残酷で無慈悲なお方なのでしょう
赤い頭巾の娘はうぬを言わさず、私に襲い掛かってきました。なんて乱暴なお人。その暴力的なところ、嫌いではありませんわ。
『アハハハッ、あなたって強いですね♪』
「ええ。それなりには」
娘が私に放った拳はとても重く強力な物でした。見たところ私よりも幼い見た目をしているのに、あの小さな体の何処にような力が。
不思議で可愛らしい、赤い頭巾の娘。とても美味しそうな匂い。このまま…食べてしまおうかしら?
―と、思いましたがそれではつまらないですわ。
やはり料理は楽しくするべき。食事は楽ししくとるべきですわ。
―だから私は案内をしました。城の調理室へと。
さあ。かぐや姫のお料理教室の始まりです。
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