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仮面ライダーエグゼイド バグ技 仮面ライダープロット
第2話「Revengeの理由」
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故バグスターの事を知ったか話そう。五年前、俺達はバグスターウイルス感染症にかかった。その時、初めて仮面ライダーになったドクターに治療してもらったおかげで、俺達はこうして生きている。そのドクターが誰か、日向審議官なら一発で分かるよな?」
プロットは語る。
「花家…大我君か…」
「ああ。花家先生は俺達の命の恩人だった。しかし、ある事件をきっかけに医師免許を剥奪され、この世界から追放された。この病院の院長の子息の恋人を救えなかった。そんな理由で。」
「そんな理由とはなんだ!ドクターたる者、一度のミスも許さない!」
「失敗するオペから逃げる奴が言うな!そんな事言ったら医療過誤を起こしたドクターはどうだ!今でものうのうと医療活動をしているだろう!唯一無二のドクターを、個人の怨恨で追放した所為で、未だにバグスターがのさばっているんだろ!」
プロットは飛彩の態度に怒る。
「プロット、落ち着け。確かに衛生省とCRはどうしようも無い奴らの集まりだ。でも、ここで全てが水の泡になったらどうする。殺された翔平の敵をとる事も、仮面ライダークロニクルを終わらせる事も出来なくなるんだぞ!」
激昂するプロットをレイズは叱る。
「仮面ライダークロニクルを、終わらせる?」
その言葉に、永夢は食いつく。
「ああ、俺達バグスターウイルス研究所は元々バグスターウイルスの抹消の為に集まったグループ。それぞれ仕事の合間を縫って集まり、バグスターウイルスの調査と研究をしていた。中でも、翔平は科学技術に長けていて、プロットが変身に使うパーソドライバー、ゲームフィールドを展開させるドーズフロップの製作は翔平の役目で、クロニクル攻略も翔平の頭脳のおかげで間近に迫っていた。だが、あの事件の所為で研究は振り出し近くに戻された。俺達は別の方面、つまりプレイヤーを消し去る事で仮面ライダークロニクルを終わらせる計画に変えざるを得なくなった。全ては、衛生省の対応が悪すぎる所為で!」
レイズは永夢に説明する。
「どうして、衛生省の対応が悪いのですか。一生懸命頑張っているじゃないですか!」
「一生懸命で許されるのはガキまでだ。もっと方法があるだろう。プレイヤーはウイルステロの共犯にするとか、幻夢コーポレーションを差し押さえるとか。それに、俺の行動だって利用出来たはずだ。衛生省も幻夢コーポレーションもその存在を把握出来ていない仮面ライダーがライドプレイヤーを襲撃しているため、直ぐさまゲームを辞めろって。」
永夢の言葉にプロットは反論する。
「それに、テレビで放送したって無駄。そもそもゲームをやる連中はテレビのニュースなんて観やしない。ネットニュースの方がよっぽど伝えられる。だから無能だと言っているんだ。助六、どうだ?」
「プロット、うまくいったよ。」
助六はプロットを縛っていた縄を解いていた。
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