暁 〜小説投稿サイト〜
ドラゴンクエストX〜紡がれし三つの刻〜正式メンバー版
二の刻・青年期前半
第三十五話「地下牢の再会」
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
、誰ですそいつは?」
「私へと宝石などの装飾品を献上して来た商人です。流石に甥である貴方を排除などと拒んではいましたが、あの者は何度も何度も私に話を持ち掛けて来て、そして遂にその言葉に耳を傾けてしまったのです」
「ヘンリー、そいつは間違いなく…」
「ああ、光の教団の手先だな」

人の弱み、心の闇に付け込むのは光の教団のやり方だと二人は身を持って知っている。
故に目の前に居る女性もまた教団の犠牲者でしかないのだと理解する他無かった。

「そしてヘンリーを攫わせる為に賊を招き入れた直後、私は何者かに襲われ気が付くとこの牢獄の中に閉じ込められていました」
「その後、ルイナ…いやルイナに成りすましていた者と対峙していたワシも同様に襲われてのう。デールが人質になっておる以上、情けないが何も出来ずにこのザマじゃよ」
「今、玉座に居座っているのはやはり…」
「見た目、醜悪な魔物じゃ。我等を嘲笑う為にわざわざ正体を晒しおったよ」
「と言う事はその正体を明らかにすれば公の場で倒す事が出来る」
「だがどうするヘンリー?この変化の杖とは逆に変化を解く道具があればいいんけど」
「…あるぞ、《ラーの鏡》がな」


=冒険の書に記録します=

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ