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和-Ai-の碁 チート人工知能がネット碁で無双する
第一部 佐為編(桐嶋和ENDルート)
第12話 疑惑
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? ……聞いたこともない名前だが?」

(もうネット碁のAiで誤魔化せなくなってきた……)

「はい。日本棋院には桐嶋和という女流棋士はいません。
 僕の勘違いで……彼女はプロになっていると思ってましたから――」

「プロになっていると思うくらいに強い?」

「はい。それに彼女はプロになるって言ってたので――」

「さっき探してたと言ったが、もう見つかったのか?」

「いえ。今も探してます。連絡先も何も分からなくて……」

 こうなったら何とか辻褄を合わせて緒方先生を彼女を探すことに利用しよう。

「日本にいないなら、もしかしたら中国や韓国にいるのかも――」

「その桐嶋和という女性と君の関係は?」

「えっと昔馴染みです。以前に囲碁を少し教わりました。
 でも突然いなくなって……プロになるって言ってたから東京にいると思って……」

「ネット碁のAiは知ってるか?」

「はい。ネット碁はやってるので…名前で気になって初夏に対局を何度か」

「ネット碁のAiが君の探してる桐嶋和なのか?」

「……わかりません」

 そう答えると……緒方先生が碁石を手に取り盤上に慣れた手つきで石を並べ始めた。
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