暁 〜小説投稿サイト〜
【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0118話『レディのお買い物』
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か?」
「とぼけないでいいよ。もう今度の大規模作戦の話は行き渡っていると思うから知っていると思うけど今は少し欧州周辺の海域が危ないそうじゃないか。気になっているんだろう……?」

それでウォースパイトは少し言葉を止めていたけどしばらくして、

「……さすがAdmiralですね。はい、少し心配なのは本音です。祖国が今危ない状況だというのにこんなに呑気にお買い物をしているのもおかしいですけど少しでも気が紛れればと思いまして……ソーリー」

それで頭を下げて謝罪してくるウォースパイト。
いや、別に謝らなくていいから。
そこら辺をやんわりと言って宥めてあげる。

「まぁ気にするなとは言わないけど重圧に感じないでほしいと言っておく。それだから今回は私達が欧州を助けにいくんだろう」
「そうですね。はい、今度の作戦では頑張らせていただきますね」
「その意気だ」

そんな会話をしていると暁が危なっかしく三人分のアイスクリームを持ってきていた。

「はい。司令官にウォースパイトさん」
「アカツキ、サンクス」
「ありがとう暁。頂くよ」
「ふふん。もっと褒めてもいいのよ?」
「どこか言い分がビスマルクに似てきたな」
「そうですね。とっても似ているわね」
「そ、そうかしら……意識して言ってみたんだけど。えへへ、まだまだね」

そんな感じで笑いあいながら三人でアイスクリームを食べた後に飲食店で食事をしていった。
ちなみに少し有名らしい和食店だったのでウォースパイトが目を輝かせていたのは別の話。
そしてそれから私達は真っすぐに鎮守府へと帰っていったのであった。



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