暁 〜小説投稿サイト〜
Dragon Quest外伝 〜虹の彼方へ〜
Lv58 眠れる城の貴族
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てくれるのか? お主ほどの使い手が力を貸してくれるのならありがたい。じゃが、どういう風の吹きまわしじゃ? お主は古代魔法や紋章魔法の研究には熱心じゃが、こういった荒事は嫌いだと思うたが……」
「今回ばかりは別です。アルバレス家の当主代理として話を聞かせてもらいます。私の知らないところで、国が滅ぶような事態になってもらっては困りますのでね。それに……」
 そこでシャールさんは俺に向かい、何とも言えない妙な視線を投げかけてきたのであった。
 シャールさんは微笑を浮かべ、話を続けた。
「なかなかに面白そうなお弟子さんをお連れですので、少し興味が湧きました。今の一件もそうですが、デインのような雷魔法や、妙な鏡の事も気になりますしね、ウフフ……」
 ヴァロムさんは、やれやれといった感じで溜息を吐いた。
「フゥ……まぁその辺の事は無事に終わってからじゃ。では、お主にも聞いてもらうとしようか」
 この2人のやり取りを見て、嫌な予感がしたのは言うまでもない。
(なんか知らんが……これを乗り切った後が怖い……はぁ……)
 そしてヴァロムさんは、皆の顔を見回しながら、話を切り出したのである。
「さて、それでは、これからの事を話そうかの……」――
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