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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica2-A特殊機動戦闘騎隊〜The 0 th Extra Force〜
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精鋭の前線組で、全員がS+以上の戦闘のプロだ。部隊長なわたしも前線で戦っちゃうのだ〜。

(ホントはトリシュやアンジェ、セレスの姉(フィレス)も入れたかったけど、あの2人は局員じゃないからさ〜。嘱託でもいいから局入りして〜、ってお願いしても即却下だったし。フィレスもフィレスで管理局を辞めて騎士団1本に絞ったし)

まぁそんな略して特騎隊と呼ばれるわたしの部隊は、並の部隊では対処できないレベルのテロや戦乱の鎮圧などを担当する本局・脅威対策室直属の特務機動隊で、編成番号は第零、第零特務機動隊を頂いてる。有事が起こって対策室から召集が掛かれば即座に任務に就く。で、専用の対策部隊が設立されるまでわたし達が事に当たるわけ。まぁほとんどわたしの隊だけで片付くけどさ〜。

「(わたしが造っておいてなんだけど、反則級の戦闘集団なんだよね〜)・・・さて、どうしたものか・・・」

「可能であれば、立て篭もり犯が反撃に出られない程の電撃作戦で行くべきだ」

そう言ったルシルが展開したモニターに表示されたのは、宇宙から見た美しい青の星アンバー。そんなアンバーを1周する静止軌道上にはオービタルリング・アーカーシャが在って、そこから地上とを繋ぐ軌道エレベータのアヒムサー、イーシャ、ヴェーダ、エーヴァ、オーム、カルマ、キラナ、グル、ケーヴァラ、コーシャ、の計10基がある。

「管理世界入りするまでは・・・というよりは今現在も、アンバーは付近の衛星から資源採掘を行っている。占拠している連中は局が攻勢に出れば、目の前に在るイーシャを破壊すると脅してきているわけだ」

モニターに映る軌道エレベータが崩壊する想定映像が流れて、破片が広範囲に亘って落下する映像に「うわ・・・」って思わず引いた。当然オービタルリングにも少なからず影響が出るみたい。

「破片くらいならば俺たちが対処すれば、地上に1つたりとも落とさない自信も確信もある。が・・・」

「崩壊上等で攻め込んで軌道エレベータ1基をダメにするのはさすがにね〜」

「再建造の時間、費用諸々。それを考えれば、イーシャに被害を出さずにテロ犯を全員とっ捕まえるのが一番か〜。・・・こちらナイト1・イリス。シャーリーン。イーシャ内の状況、もうそろそろ探ることが出来た?」

となれば、こちらもいろいろと準備をしないといけないな。そういうわけで、行動開始前に我が特騎隊の母艦・LS級艦船シャーリーンのブリッジへと通信を繋げる。

『はい、フライハイト部隊長。軌道エレベータ・イーシャ及びオービタルリング・アーカーシャ運営局の協力の元、施設内の無事な監視カメラより現場のリアルタイムを入手できました。映像、そちらに送ります』

ブリッジに控えてるスタッフから送られてきたエレベータ内の映像。エレベータは全100階層と
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