暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第51話 みんなでアリサの別荘へ
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だな!」

妹達に応援されてやる気が湧いたようだ。

「私達戦闘機人にやらせて大丈夫なのか?」

ディエチにそう言われる。
戦闘機人でも問題無いと思うけど………

「普通に大丈夫だろ?特別なセンサーがあるとかじゃないだろうし」

「分からない」

分からないのかよ!!

だが…………

「あたふたするフェリア姉超可愛い!!」

携帯を持ってきて激写するノーヴェ。

「フェリア姉、こっちですよ〜」

こっちとしか言わず、詳しい方向を言わないセイン。

「縦縦横横丸書いてちょん」

何かの絵かき歌のような事を言うウェンディ。

そんな指示を受けてあたふたするフェリアを他のみんなで微笑ましく見ていた…………

結論…………戦闘機人でもスイカ割りは難しいらしい。




「そろそろ割るか」

あの後、なのはや、夜美、桐谷もチャンレンジしたが、誰も真面目に指示をしないため、未だにスイカは割れていない。

「じゃあ僕がやっていいの?」

「そうだな…………」

もうやらせてもいいか。

「ライちゃん、ちょっと待ってな。その前に零治君や」

「俺か!?」

ものすごく悪意しか感じないんだけどはやてさん。

「そうね、あれだけ偉そうに指示してたんだし、零治アンタやりなさいよ」

アリサも俺にやれと言ってくる。

「お兄ちゃん頑張れ!」

「よっしゃあ!頑張るぜ!!」

キャロに言われたんだったらやるしかないよな!!

「何か気にさわるけど、やるならさっさと目隠ししてよね」

そうアリサに言われたのでさっさと俺は目隠しをした。

当たり前だが全く見えない。

「それじゃあ回しまーす」

すずかの声かな?

合図により、俺の体かなり速いスピードで回り始めた。
うおっ、こりゃあ気持ち悪くなるわ…………

やがて止まるがもうフラフラしているのが分かる。
加奈の気持ちがよく分かったぜ………

さて、信用できるか分からないけど、取り敢えず指示を聞くか。
フラフラする体を何とかその場にとどめ、指示を聞くために耳を澄ませた。

「零治君上やで!!」

「レイ兄、下っス!!」

この二人は除外…………

「零治、左に行きなさい!!」

アリサか?スイカは正面にあったから左では無いと思うのだが………

「零治、斜め30°だよ」

フェイトか?斜め30°って言われても全然分からないから。

「零治君10歩前に進んで、右に4歩、そこから5歩真っ直ぐ進んで振り下ろせばOKよ」

「最初からゆっくりお願いします!」

恐らく忍さんだな…………

「レイ、取り敢えず…………」

「ダメだよ星、僕もやり
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