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MS Operative Theory
内部図解
マニピュレーター@
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2(ジオング)などの兵装を内蔵したタイプである。このような特殊マニピュレーターは、局地戦用機や特殊用途機に多く見られた。



補足事項

??マニピュレーターの互換性??

 ネオ・ジオンのビーム・マシンガンが地球連邦軍機で使用できたように、MS用兵装は運用組織に関係なく、流用できる場合がある。これは「手」部やエネルギーコネクターなど規格統一化が進んだ結果と言える。これに対し、初期のジオン公国軍製のMSは「手」部の計上やサイズが機体や開発メーカーごとに異なっていたため、異機種間で兵装の流用が出来ないケースもあった。

■ザク系とドム系の相違

 MS用兵装の流用問題は、MS-09(ドム)がザク・マシンガンなどのザク系MS用兵装を装備できなかったことによって露呈した。ドムの「手」部は、新設計の大型兵装を使用するために大型のものを採用しており、ザク・マシンガンを使用するためには、専用の銃把に換装する必要があったと言われる。

■統合整備計画と手部の共通化

 MS用兵装の互換性は、MSのコックピットやモジュールの共通化を目指す「統合整備計画」によって解決された。統合整備計画では、ザクU系やドム系、ゲルググ系で同型の「手」部を採用し、ビーム兵器を除く殆どの兵装が流用可能となった。


??サブマニピュレーターを持つMS??

 MSやMAの中には、通常のマニピュレーター(一対の腕部)のほかに、サブマニピュレーターをもつ機体も存在する。サブマニピュレーターを搭載する目的は様々で、接近戦時における奇襲用の「隠し腕」や大型兵装のホールド用、複数の携行兵装を並列使用するためのサブアームなどが代表的なものといえる。基本的には「副腕」であるため、五本指タイプが採用されることは殆ど無い。

■PMX-003(ジ・O)

 フロントスカートの裏に一対の「隠し腕」を装備。ビーム・サーベルで奇襲攻撃を行うためのマニピュレーターである。

■AMA-X2(ノイエ・ジール)

 肩装甲内に4本のサブアームを内蔵する。全てがビーム・ライフル兼用ビーム砲を持つクロー・アームで、接近戦時に特に有効である。

■AMX-014(ドーベン・ウルフ)

 隠し腕の上に、無線制御式前腕部が被さっているために外見からは判別不能。前腕部を射出後に格闘攻撃を行った。
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