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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
3部 旅立ちは突然に
エトランゼ
決断
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とも取りたいんだけどね」

「こっちにいなさいよ
いなくなると寂しくなるし」

「あれ〜アリサちゃん。私がいなくなるといやなの〜」

「そ・そんなんじゃないわよ、馬鹿勝手にしなさい」

後ろを向いてしまった。

「綾ちゃんからかうのはよくないと思うよ
でも私もいなくなると寂しくなるかな」

「二人ともありがとう
しっかり決めてみんなには早く教えるよ」

「「まってる」」

なのはだけが黙っているので俺はしっかりと見ていたら

「綾ちゃんはどうして悩んでいるの?」

「なのはそれは・・・」

アリサが聴いてきたが

「アリサちゃんは少し黙って、綾ちゃん教えて?」

 有無を言わさない口調で言ってきたので
俺を含めてアリすずもびっくりしていた。

「それは、家族と友達を天秤にかけれるはずないでしょ」

「うん、その気持ちはうれしいよ
私たちは離れていたらそれで終わりの関係なのかな?」

「私は違うといいたい」

 生前より今のほうがしっかりと友人関係をつないできたつもりで
離れているからといってそんな簡単に切れる絆ではないと思っている。


「私の家って綾ちゃんは知らないけれど
ついこの間、お姉ちゃん的な存在が3人いたんだよ
それでね
やっぱり離れていても絆は途切れていないの
私は綾ちゃんとそんな簡単に切れる絆じゃないと思っている
家族ってとても大事
わたしたちのことを考えてくれるのは凄くうれしいよ」

 俺もアリすずもしっかりと聞いている。
なのはは泣きそうなのを我慢して言ってくれている
俺に言い聞かせるように、自分に言い聞かせるように

「だからね、家族と一緒に行ってほしいかなとなのはは思います・・・・」

 そこが限界だったみたいで涙が流れてきて
すずかがなのはの頭をなで落ち着かせている

「そうよね。私もパパやママがいないと寂しいし、うん。悩むことないわよ」

「でもどっちを選んでも綾譚の選んだ方で大丈夫だから
そんなに私達の絆は簡単なものじゃないと思うから
後は綾ちゃんが考えてみるといいと思うよ」

すずかがまとめてくれた。

「ん、ありがとう。帰るわ
アリサ後よろしくね」

「この借りは高いからね」

「了解」

 いうことで家に帰り
親にそのことを言った。
でもお願いとしてこの家をそのままにしてほしいこと
これを条件に出したら
すんなり通った。
もしこの町に戻ってきたらまたこの家で暮らしたいと思ったから
それから行くのは来週ということが決まった。
土曜日には緑屋でパーティを開いてくれて
とても充実した日々をした。

そして出発前日・・・
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