暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
2部 P・T事件
7章 勇気
答え
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 俺が意識を覚醒した瞬間
目の前に結界がなくなったなのはに今まさに男が近寄ってきていた。

「お父さん・・・お兄ちゃん・・・あ・・・や・・・ちゃん」

 なのはは半ベソをかきながらうずくまっていた。

 俺は無我夢中になって先ほどの技
アークエネミーと距離があったので戦士系の突進の突き技、牙追(がつい)を使いなのはに襲い掛かろうとしていた男性に向かっていった。
そして奇妙な現象が起きた。
炎は消えたのだが牙追の威力はそのままだった。
男を吹き飛ばしたのと同時になのはを抱きしめる

「きゃ〜」

 なのはは今の事を見ていなかったので襲い掛かる男性と間違えた用だったのだが耳元だったので結構効いた。

「なのは恐怖の悲鳴はひどいよ」
「あ、綾ちゃん?」
「綾ちゃんだよ」

 また襲い掛かってくる奴を魔法使い呪文の一つ普通のマジックミサイルを相手にぶつけた
相手はそれにぶつかり気絶をしたみたいだった。

「これ以上俺の女に手を出すんじゃねぇ」

「はにゃ・・・あ・・綾ちゃん」

「か・・・神代さん」

 男たちは転生者と思われる男性に助けを求めてやがる

「後ろに下がってなぁ」

 神代と呼ばれた男性は取り巻き達を後ろにひかせた

「なのは怖い思いをさせてごめんね」

「う・・・ううん」

 まぁ戸惑うわなぁ
行き成り俺の女呼ばわりされたら

「今度は大丈夫だから、信じてくれるかな」

「私は綾ちゃんを信じなかったことは無いよ」

「ありがとう。もう一度だけ抱きしめても良い?」

「う・・・うん」

 俺は隙を見せずになのはを抱きしめた。
いつも勇気をくれて体の奥がポカポカしてくるこの子を守りたい
俺は街を泣かせる物を退治する事は出来ないかもしれないが
俺の両手に触れられる人たちを泣かせる物から守ることはできるのかもしれない。
俺はこの時に決めていたのかもしれない。

 神代と呼ばれた男たちの後ろに隠れていた男の一人は好機と見たのだろう。
俺達に向かっているのを感じる。
俺は男たちに背を向けているし、なのはは俺に抱き付かれていて向こう側が見えないから仕方ないのかもしれないのだが


「はっ」

 俺はなのはを少し離してからしゃがみ込み行動に移した。
俺は近づいてくる男を逆サマーソルトキックをかましてやった。
俺の頭が地面に向いている時に相手を見定めてからの魔法の矢を放った。
逆サマーでK・Oさせる自信はあったのだが無粋な真似をしたつけをしないとね

「流石拉致監禁レイプ魔だけあって全く無粋な真似を」

 俺はもう一度なのはの方を愛おしく見てから結界を張りなおす。

「なのは」

「なに綾ちゃん」

「帰ったら桃子さ
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