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オズのジュリア=ジャム
第一幕その一
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                 オズのジュリア=ジャム
                第一幕  甘い蜜
 神宝達五人はこの時は普通に彼等の世界にいました、恵梨香のクラスに集まってそのうえで五人でお話をしています。
 まずはナターシャがです、四人に言いました。
「蜂蜜をパンにかけたらね」
「うん、凄く美味しいね」
「とんでもない位にね」 
 ジョージとカルロスはナターシャに笑顔で応えました。
「それだけでパンがお菓子になるよ」
「蜂蜜をかけるだけでね」
「そうなのよね、蜂蜜はね」
 恵梨香も言います。
「少しだけで物凄く甘いから」
「あの甘さはもう別格だよ」 
 最後に神宝が言いました。
「僕も大好きだよ」
「それでだけれど」
 ナターシャは四人のそれぞれの言葉を聞いてあらためて言いました。
「オズの国の蜂蜜を味わってみない?」
「そういえばあそこの蜂蜜はね」
「あまり食べていなかったかな」
「他の甘いものを食べても」
「蜂蜜は」
 四人もナターシャに言われて気付きました、そしてです。
 それならとです、神宝が四人に提案しました。
「それなら今日の放課後かお昼休みに行かない?」
「オズの国に?」
「そうしようっていうんだ」
「うん、どちらにしろオズの国にどれだけいてもこちらでは殆ど時間が経っていないし」
 このこともあってというのです。
「思い立ったらってことでね」
「それじゃあだね」
「放課後にでも皆でオズの国に行く?」
「時間があったらお昼休みにでも」
「そうするのね」
「そうしようよ、オズの国は美味しいものが一杯あるけれど」 
 それでもというのでした。
「蜂蜜はまだじっくり味わっていないし」
「それならだね」
「今日早速またオズの国に行って」
「そのうえで蜂蜜を楽しむ」
「そうするのね」
「そうしようね、じゃあ放課後かお昼に時間があれば」
 まさにその時にとです、こうお話してです。
 五人はお昼休みは残念ながら時間がありませんでしたが放課後に早速大学の方に行ってそうしてでした。
 時計塔の最上階にある渦からオズの国に入りました、そうして出て来たのはエメラルドの都の真ん中にある宮殿の正門でした。 
 そこに出るとです、早速門番の兵隊さんに声をかけてもらいました。
「やあ、今回もだね」
「はい、お邪魔していいですか?」
 神宝が五人を代表して兵隊さんに応えました。
「これから」
「君達はこの国の名誉市民じゃない」
「だからですか」
「何時でも来ていいんだよ」 
 兵隊さんは五人に笑顔で言うのでした。
「だからね」
「今回もですね」
「そうだよ、楽しんで行ってね」
「それじゃあ」
「今から門を開けるから」
「そうしてですね」
「オズマ
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