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グランバニアは概ね平和……(リュカ伝その3.5えくすとらバージョン)
第94話:嘘は人の心を守り、真実は傷付ける。
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ャ○アンは如何なったの?」
うん。ここは話題変更で有耶無耶にしなければ。
「ジャイ○ンって何だよ!?」
いけね……ジ○イアンなんて言ってもマリーしか解らないんだった。

「ジャイア○ってのはね『音痴なくせに強制的に人々に歌を聴かせるヤツ』の事だよ」
「あぁ、それだったらポピー義姉さんがズバリ言ってくれたから、多分解決するはずだ。どんな解決になるかはマリー次第だけどね」

「ズバリねぇ……細木○子みたいじゃん(笑)」
「だから誰だよ其奴!?」
そうだった……それも知らないんだった。

「良いんだよ誰でも! 面倒くせーなぁ、お前も!」
「じゃぁ言うなよ!」
あぁもう、相変わらず生意気だな。

「そんな事よりポピー。お兄ちゃんにも教えてきなさい、妊娠の事」
「そうね、そうするわ!」
色々面倒臭くなったので、俺から遠ざける事で問題解決を図る。

「あ、俺も行きます。ティミーさんの驚いた顔を見てみたいから」
それが良い。もう面倒臭いから皆行けば良い。
そんな思いを汲み取ってくれたのか、ビアンカもコリンズも立ち上がり部屋から出て行ってくれた。

だが……

「あ、ティミー! 丁度良い所に現れたわね。見て見て、このお腹?」
如何やら部屋を出て直ぐにティミーが居たらしく、部屋の外で騒がしい声が聞こえてくる。
「あ、如何したこのお腹!? も、もしかして子供が出来たのかポピー?!」
あれ? そうかティミーにも言ってなかったから、先刻(さっき)のビアンカと同じ驚き方をするのか。

「ここまで大きくなる前に気付いてたんだろ? 何で教えてくれなかったんだよ!」
って事は、先刻(さっき)の面倒臭い遣り取りが再発になるんだよね。
ヤ、ヤバイ……ルーラでサンタローズにでも逃げるかな?

リュカSIDE END




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