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ハイスクールD×D 革新のリアン2
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「堕天使と人間のハーフねぇ」

ハインリヒが隣にいるオレと同じ年齢の少女の説明を聞きながら、じっくりと目を覗き込む。恨み、妬み、恐怖、不信、悲しみがごちゃ混ぜになりすぎている。このままではまともな答えも出せないだろう。ただ、流される存在になる。

「というわけでして、リアン様の眷属にどうかと」

「なるほどね。理解はした。彼女はオレの方で預かろう。マリータ、すまないが少し世話をしてやってくれ」

「かしこまりました。姫島様、こちらへ」

マリータに連れられて姫島朱乃が部屋から出た途端、嫌悪感を丸出しにする。

「ハインリヒ、オレが何故、お前ではなくマリータを眷属にしたのかがわからないらしいな」

「それはどういうことでしょうか?」

「気に食わんな。バラキエルと姫島家へのホットラインを懐に持ってるんだろうが。それを出せと言っている。プレゼンテーションが下手なんだよ、お前は。商品の扱いも下手だしな。2流と言ったところだ。だから、マリータを評価しているんだよ。ホットラインを置いて下がれ」

「……失礼します」

ハインリヒが置いていったバラキエルと姫島家へのホットラインのコードを手に取り、バラキエルに通信魔術を繋げる。映像に映るバラキエルは覇気を失っている。何処か諦めているようにも思える。

「はじめましてだ、バラキエル。オレはリアン・グレモリー。アンタの娘を保護することになったのでな、挨拶ぐらいはしておいたほうが良いと思って連絡を入れた」

『……そうか。その、朱乃はどうしてる』

「まだ1週間しか経っていない上に環境が変わり続けているからな。酷く混乱している。しばらくは接触しようとするな。ある程度落ち着くまで時間がかかるからな」

『どれぐらいだ?』

「さあな?コレばかりは何とも言えない。まあ、眷属にする気はない。出来ればそちらに帰してやりたいからな」

『なに?だが私は』

「奥方のことは大変気の毒だった。甘く見ていたことも原因だろう。だが、娘は生きている。生きていればやり直すことだって出来る。やり直す気がないのなら、オレの好きにさせてもらうが?血筋は良いからな。それに成長すれば奥方に似て美しくもなろう。使い用はいくらでもある。意味、分かるよな?」

『そんなことは絶対にさせない!!』

バラキエルに怒気と共に覇気が戻る。それを見て満足して首を縦に振る。

「よろしい。その覇気を忘れるな。手のひらから零れ落ちたものを思うのは悪いことではない。だが、そればかりに気を向けて手のひらに残ったものを見失うな。お前にはまだ残っているのだからな」

『あ、ああ、分かった』

「落ち着いたら連絡をするし、場もセッティングする。だが、再び後ろばかり振り返っているようなら好きに
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