暁 〜小説投稿サイト〜
生徒会”執行部”と”捜査部”  ~舞い散る桜STKとの出会い~
7.四人の変態と一人の不良少年
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話



今日は日曜日。学園はお休みです。春は川辺でポカポカ日光浴をしながらお昼寝を楽しんでいます。

昨日は一日中全身筋肉痛でベットの上から一歩も出られなかったので、今日は部屋から出て外でお昼寝なんです。昨日となにが…違うの…。

カササッ

「ん〜」

カササカサッ

うるさい…。草がカサカサこすれ合う音がうるさくてこれじゃあ眠れない…。音を出すのは…誰?

「「「「…………ぁ」」」

パチリと目が合いました、合ってしまいました。
黒いローブを羽織り白いお面で顔を隠した変態さん四人と目が合ってしまいました…どうしよう。

「見つかってしまいましたよ、どうします」

「…どうしよう」

ごにょごにょ変態さんたちが、なにか話しています。とゆうよりそんな用意周到な格好しているのに、無計画で来たんれすか?馬鹿なんれすかこの人たちは。

「今のうちに逃げま…「あっ、囲めー!!」あぅ」

逃げようとしてみたけどぐるりと変態さんたちに囲まれてしまった。変態さんたちはお互いの手を掴んで、春の逃げ道を奪います。
そして「ぐるぐる回転作戦!」とリーダー格の人が言うと、本当にぐるぐる回転し始め

「あの…副会長これからどうするんですか?」

「えっと…」

「やば…気持ち悪くなってきた…」

「「「「おぇ」」」」

「………」

勝手に回って気持ち悪くなって、吐きそうになっているリーダー格の変態さん。

「…大丈夫ですか副会長。さすりましょうか?」

「だめよさすったら吐くわ」

「まだ……吐いてないわよ……うっぷ」

なにがしたいのだろう……この人たちは……冷めた目で変態四人を見た後、その場を立ち去ろうとする…

ガード

「……」

通せんぼ

「……」

はりせんぼん

「……」

どこから行こうとしても、変態四人が肉の壁でとうせんぼしてくる。正直言ってウザイ。

「ここは通さないんだか…「チッさっきからうるせなァこのヤロが」

「「「「ヒッィ」」」

草むらの方からドスの利いた男に人の声がした。ガサガサと大きな音を立てながら

「静かにしろ安眠妨害だろがっ!」

目つきの悪い不良少年が現れた。昼寝を邪魔されてそうとうご立腹のようだ。

「あ…いや…私たちは…その」

「あ?」

不良少年は春と変態四人を交互に見た後

「テメェら四人がかりで一人の女イジメるたぁいい度胸だなァ」

ポキッパキッと拳を鳴らす。どうやら春の味方をしてくれるようだ。

「ちっ違うわよ、私たちはこ子をイジメてなんてないわ! 私たちは…私たちは…」

リーダー格の変態はローブを掴み

「【新・生徒会執行部】よ!」

ババァ
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ