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IFもしも、ラインハルトに双子の妹がいたら。
少女編
………。悪魔。
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………。アニメで見た通りにカッコ良い人だなぁ。
これで、性格が、彼の親友であるウォルフガンク・ミッターマイヤーだったら、良かったのに。
そういえば、お見合い相手の名前を言ってませんでしたね。
彼は、オスカー・フォン・ロイエンタール。
とりあえず、暫定、私の婚約者だそうです。
ちなみに、ヘル・ロイエンタールの過去は、父上に聞きいえ、聞かされ、メンタルがゴリゴリ削られましたね。
おかげで何から、話せば良いのやら。
とりあえず、もう、浮気とか、不倫とかは、好きにして構いません。と私のやる事を邪魔しなければいいです。
という事を言っておきましょう。
仮面夫婦万歳。白い結婚万歳。
私、まだ14歳ですし。
断るの面倒だし。
よし、決まったら、話しかけよう。
ちなみに、向かい合って紅茶を飲んでいる状況です。
私は、カップをお皿に置き、
「ヘル・ロイエンタール。提案が有るのですが、まだお時間は、有りますか?」

「提案とは?フロライン・ミューゼル。」

とっても、美声ですね。
ラインハルト兄上と同じくらい。

「はい。私は、まだ14歳ですし結婚は、まだ早いと思います。
まだまだ、やらなければならない事がたくさん残っているのです。
見たところ、貴方も私のような小娘と結婚するなんて嫌でしょうし、
お互い断ったら、またたくさんの、お見合いを持ってくるでしょうね。
とりあえず、私的にははっきり言ってしまうと貴方と婚約だけして、煩わしい事に巻き込まれたくないのです。
私が、貴方に望むのは、婚約者としての外面と私のやる事に邪魔をしないという事だけです。
もちろん、女の人と遊んで構いません。
私は、お見合いの度にオーディンに呼び寄せられる何てごめんなので。
いかがでしょうか?ヘル・ロイエンタール。」

彼は、口の端をほんの少し上げ面白いものを見たという表情で
「ほう。了解した。つまり、仮面夫婦のようなものだな。」

私は、にっこり笑いながら
「ええ。それで構いませんわ。」
と言い狸達相手にやりあった時の笑顔を見せ答えた。

「クラウディアと呼んでも?俺のことはオスカーで良い。」

「ええ。構いませんわ。オスカー様。
それでは、私は、これで失礼します。」
なんか、地味に獲物を見る視線で怖い。
こういう時は、撤退し、逃げるのがちょうど良い。
さあて、帰ろう。
帰って、ティアナに慰めて貰おう。

「待て。クラウディア。仮面夫婦となるのだ。
お互いの事を把握しておいたほうが良いのでは無いか?」
………。悪魔。何故か、そんな言葉が浮かんでしまった。


私が、彼の屋敷を出れたのは、約二時間後で、父上と彼の父が、妙に意気投合していて少し引いたとだけ伝えておこう。
何ていうか、捕まっては、いけ
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