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詩集「Variationen」
流れ逝く時

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懐かしいあの道へ続いてる…この道…
笑ってた頃に歩いて
話した未来…覚えてる?

暮れゆく秋の長い雨
遠く離れたこの場所で
今は一人俯いてるよ…

この瞳閉じるたび
君の幻 映し出す
流れ逝く時は風に乗って
君への愛を
今も試しているようで…


思い出の行く末見つめてる…夢路は…
歪んだ魂(ココロ)を抱いて
背にした壁が冷たいよ…

壊れ去る想いのカタチ
何もなかったあの頃は
削れてく日々…輝いてるよ…

哀しみに喘ぐたび
君の幻呼び醒ます
流れ逝く時は風に乗って
君への愛を
今も試しているようで…

晴天の透る高く蒼い空は
僕と君の距離を
優しく包んでくれている

この瞳閉じるたび
君の姿想い出す
流れ逝く時は風に乗って
君への愛を
今も試しているようで…

つらくて
哀しくて

愛しい…




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