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詩集「Variationen」
冬の雨

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いつも待つのは僕一人
何でもない毎日の繰り返し
ただ流れる時でさえ
遣り切れない弧空の障壁

いつ会える?また会えない?
昨日(キノウ)も同じ押し問答

冷たい冬の淋しい雨音
心の隙間に流れて染みる
たった一つの願いさえ
まるで Pathetic episode...


余裕のない苛立つ自分
まるで冬と雨との方程式
凍て付いた感情さえ
溶かしてくれる温もりがない…

いつ会える?また会えない?
今日も同じ押し問答…

冷たい冬の淋しい雨音
この世界を優しさで満たせ
いつも会えない君でさえ
まるで Karmic relation
...

いつ会える?また会えない?
きっと明日も押し問答

冷たい冬の淋しい雨音
いつかは晴れると知ってるのに
この胸の曇りは何なんだろう…?
青空が顔を見せたなら
一緒に消えてくれるだろうか…?

どうせならこの冬の雨でさえ
味方にできたらいいのにね…




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